緑の光線

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2020-04-02 (Thu)

『大空港』

『大空港』

『大空港』  Aireport     1970年 アメリカ映画 監督/脚本 : ジョージ・シートン 出演 : バート・ランカスター、ディーン・マーティン、ジーン・セバーグ、ジャクリーン・ビセット・・同名の小説を映画化した作品だそうで・・・エアポートシリーズの第一作目で、耳にしたことはありましたが、今回初視聴です。1970年の航空事情がよくわかりますが、今と比べると、めちゃくちゃゆるいです。(ネタバレあ...

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『大空港』  Aireport     1970年 アメリカ映画
 監督/脚本 : ジョージ・シートン
 出演 : バート・ランカスター、ディーン・マーティン、ジーン・セバーグ、ジャクリーン・ビセット・・

同名の小説を映画化した作品だそうで・・・
エアポートシリーズの第一作目で、耳にしたことはありましたが、今回初視聴です。
1970年の航空事情がよくわかりますが、今と比べると、めちゃくちゃゆるいです。
(ネタバレありです・・)
あるひとりの男性が、自作の爆破装置をアタッシュケースに仕込んで飛行機に乗り込みます。仕事がうまくいかず自暴自棄になっている様子。多額の保険金をかけて奥さんに残そうとします。
今だったら、そんな爆破装置が仕込まれたアタッシュケース、手荷物検査ですぐに見つかっちゃうだろうけど、映画では、男が胸に大事に抱えたままなぜか飛行機に乗れちゃいます。飛行機の中でも、大事に大事に膝の上に起き、男はアタッシュケースを離そうとしません。今だと座席の下か、上の物入れに置かなくてはなりませんよね。
よく見てみると、当時は、今のような上の物入れがないんですよ。棚のようなものはありましたが、ふたがなく、飛行機が傾けばモノが落ちてきそうです。

結局、男が爆破物を持っていることが判明し、なんとかアタッシュケースを取り上げようと機長、客室乗務員が試みますが、なんと男はアタッシュケースを抱えトイレに立てこもり、あえなく爆発してしまうんです。
結果機体に穴があいてしまい、しかも天井に亀裂が!!
そんな状態でも、なんとか空港に着陸でき、大事に至らずにすみました、というお話でした。

機体に穴があいた状態で、そんなにうまくいくのかな~~と、若干疑念が残りますが・・・
「さすがはボーイング社だな」みたいなセリフが最後にあって、ボーイング社の飛行機の頑丈さをアピールしてるのかしら??なんて、余計な詮索をしてしまいました。

飛行機事故の顛末よりも、関わった人間模様のほうがおもしろかったです。





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2020-03-23 (Mon)

連続テレビ小説『おしん』

連続テレビ小説『おしん』

先週土曜日に、NHKBSで再放送されていた、連続テレビ小説『おしん』が最終回となりました。去年の4月、ついつい第一回を見たら、もうやめられなくなって、とうとう最終回まで、一話も見逃さずにすべて見ました。おしんが放送されていたのは、1983年、この当時、朝ドラは母が毎日見ていて、私は土曜日や学校が休みのときにちらっと見るくらいでちゃんと見ていませんでした。『おしん』も、おしんのお母さん役泉ピン子さんが雪が降り...

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先週土曜日に、NHKBSで再放送されていた、連続テレビ小説『おしん』が最終回となりました。
去年の4月、ついつい第一回を見たら、もうやめられなくなって、とうとう最終回まで、一話も見逃さずにすべて見ました。

おしんが放送されていたのは、1983年、この当時、朝ドラは母が毎日見ていて、私は土曜日や学校が休みのときにちらっと見るくらいでちゃんと見ていませんでした。『おしん』も、おしんのお母さん役泉ピン子さんが雪が降りしきる冷たい川の中に腰をしずめ、おしんに「来るんでね~~」と叫んでいるシーンと、おしん家族が囲炉裏を囲んで大根めしを食べているシーンくらいしか、記憶にありませんでした。

今、改めて『おしん』をじっくり見直すと、明治の女性は本当に強いです。おしんさんの年代の女性は、非常に辛い時代を生き抜いてきたのではないかと改めて思わされます。特におしんは、山形の貧しい小作農家に生まれ、学校も行けずに小さい頃から奉公として働き、東京で結婚してさあこれから仕事を大きくするぞ、って時に関東大震災に遭い、佐賀で姑にいびられ、最愛の息子は戦争にとられ、夫は戦争で自殺し・・・・

本当に辛いことの連続なのです。ひとつ乗り越えると、また新たな試練がやってくる・・でもおしんさんは、へこたれないんです。そしておしんさんの一番すごいところ、絶対人のせいにしないんです。言い訳をしない、誰も恨まない、ただただ現実を受け止めて、辛抱をして、そして立ち上がり努力をするんです。見習わなくては!と思いました。

心に残るシーン、いろいろありますが、おしんさんの最愛の息子雄が、中学卒業後の進路で、士官学校に行きたいとおしんさんを説得するシーン、ぐっと来ました。結局反対するおしんさんの気持ちを汲んで士官学校は諦め高校に進学するのですが・・・
そんな雄が、結局戦争で入隊することになるのですが、異国の地ルソン島で命を落とします。
戦友の川村さんが遺品として、雄が残したノートを届けに来てくれました。そのノートを読むシーンは、本当に胸を締め付けられました。これまで、戦争の辛さというものを、本や映画、ドラマなどで感じる機会は多々ありましたが、この雄の残した言葉は、戦争のむごさを伝える、本当に重い言葉として、胸に残りました。

明治、大正、昭和は、日本の社会が大きく変わった時代です。価値観も大きく変わりました。そんな時代の流れに翻弄されながらも、強くたくましく生き抜いたおしんさんに感服です。

それから、奈良岡朋子さんの語りがとってもよかったです。
まさに美しい日本語でした。鼻濁音もきちんと発音されていたような気がします。
聴いていて、とっても心地よかったです。

私も、見ていました。 * by おんだなみ
おしんの一生を描いた、この作品は、朝ドラと言うより
もう「大河」ですね。
おしんの波乱万丈の人生が、あまりにも凄くて、
通常の朝ドラが軽く見えてしまいました。
老年期は、「嫁姑」のいざこざが「渡鬼」?と思わせます。
ドラマその物以外に、役者の若い姿も楽しめた感じです。
奈良岡朋子さん、最後の最後で本人出演がありましたね、
昨日から始まった「はね駒」の斉藤由貴、若いなぁ~

Re: 私も、見ていました。 * by green
老年期のおしんさんは、「昔は〇〇だった」という発言が多くて、あれじゃ、お嫁さんもおもしろくないだろうな・・と道子さんに同情したりもしました。
最後のお散歩シーンに出てきた女性、やっぱり奈良岡朋子さんですよね!
おしんの次に始まった「はね駒」、私も見始めました。
若かりし頃の俳優さんの姿を見られるのも楽しみのひとつですね。

2020-03-11 (Wed)

お薦めの英語問題集。

お薦めの英語問題集。

我が家の高校生の息子も、3月3日より休校となり、毎日家で過ごしております。休校は、「休み」ではなく「自宅学習」なんだからねっ!と言い聞かせております。そこで、「自宅学習」を促すためにも!と思い、私からのプレゼントが、この英語の問題集です。実は、私が〇十年前、大学受験前にある先輩から「これ、すごくいいよ」とお薦めされたのが、駿台の英語問題集でした。語順並べ替え問題をひたすら解く、という問題集だったので...

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我が家の高校生の息子も、3月3日より休校となり、毎日家で過ごしております。
休校は、「休み」ではなく「自宅学習」なんだからねっ!と言い聞かせております。
そこで、「自宅学習」を促すためにも!と思い、私からのプレゼントが、この英語の問題集です。
P1013194_2020031114212457c.jpg
実は、私が〇十年前、大学受験前にある先輩から「これ、すごくいいよ」とお薦めされたのが、駿台の英語問題集でした。語順並べ替え問題をひたすら解く、という問題集だったのですが、実際この問題集を熱心にやったおかげで英語力がかなり身についたと実感しています。
もしかして、今でもまだあるのかな~~と思い、検索してみたところ、ありました!
というわけで、息子へのプレゼントです(笑)

英語はなんといっても、構文、つまり語順が重要です。
並べ替えの問題だけで英語力が身につくのか?と思われるかもしれませんが、
これを一冊やれば、「英語とはどういう言語なのか」が、自然と理解できると思います。
私が高校生のときに使ったのは、問題のみでしたが(多分)、今回買ったこの『英語構文詳解』は、解答だけでなく、詳しい解説もあり、この解説を読むだけでもかなり勉強になりそうです。
息子には、頭の中で並べ替えをするだけではなく、きちんと文章をノートに書け!と命じております。手を使って実際に書くことが大事だと私は思っているので。

休校中の息子、とりあえず、毎日何かしらの勉強はしているみたいですが、小一時間もすると「疲れた~~」と言ってダラダラした生活を送っています。そして、すっごい寝ます!夜は11時にふとんに入り、翌日お昼の12時近くまで寝ています。一日の半分を睡眠に使っているのに、それでも寝足りないらしい。そんなに寝られるなんて、若さってすごい・・・

苦手意識 * by おんだなみ
>英語はなんといっても、構文、つまり語順が重要です。
そうそう、その辺が理解出来てないせいで、英語に対しての
苦手意識が大きい感じです。
最長、12年間やっても、話せないって人もいるのは、
基本部分を、おざなりにしている事が大きいのかなと・・・
私も、何度かチャレンジしつつ、結局挫折してるのですが、
これを参考に、再度勉強して見たいです。
休校中の今、学校では出来ない勉強もあると言う事ですが、
私も、今、学生だったら、勉強しないかも(;^_^A

No Subject * by greengreen
書店にいくと語学コーナーに参考書が山のようにあり、それも常時入れ替わっているほどです。そんな戦国時代のような語学参考書の世界にあって年月を経ても残っているということは「本物」なのだと思います(*^-^*) この著者の名前をみて思い出しました。私も駿台の英文解釈の本を愛用していました!

Re: 苦手意識 * by green
この本はいわゆる受験英語としての英語力が身につく本だと思います。
高校生にぜひお薦めしたいですね。
高校生、公共の施設には行けないので、屋外でスポーツなどして発散しています。
今家の中で暇している高校生たちを何とか有効活用できないかな~と考えたりします(笑)

Re: No Subject * by green
greengreenさんも駿台の英語参考書、使われていたんですね!!
この本、息子に渡す前にちらっと見てみましたが、やはりいい内容だと思いました。
この本を有効活用して、英語力をしっかり高めてもらいたいです♪

懐かしいー! * by aki
伊藤和夫先生、駿台で授業を取っていました。今から30年も前!
人気だったので講座取るのに並んだ記憶が、、、。
まだお元気でいらっしゃるといいな。

Re: 懐かしいー! * by green
え~~~!?
実際に教鞭をとられいたんですね。そして授業を受けられていたとは!!
やっぱり人気の先生だったんですね。
納得です!!

2020-03-09 (Mon)

『火花』 又吉直樹

『火花』 又吉直樹

先日又吉直樹さんの本を紹介しましたが、早速『火花』を借りて読んでみました。確かに・・・・表に出ることのないような、表には出しにくいような感情や人と人との関係性を巧みに表現しているな・・と思いました。普段の生活している中で、ほんの一瞬、心にふと生まれた思いや感情ってありますよね。後から思い返そうにも思い返せないような、何分か後には忘れてしまいそうな、でも、完全に消え去ることのない、いつまでも心の奥底...

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先日又吉直樹さんの本を紹介しましたが、早速『火花』を借りて読んでみました。
P1013193.jpg
確かに・・・・
表に出ることのないような、表には出しにくいような感情や人と人との関係性を巧みに表現しているな・・と思いました。
普段の生活している中で、ほんの一瞬、心にふと生まれた思いや感情ってありますよね。後から思い返そうにも思い返せないような、何分か後には忘れてしまいそうな、でも、完全に消え去ることのない、いつまでも心の奥底でくぐもり続けているようなそんな感情を、ひとつひとつ言葉で丁寧に拾い上げている、そんな印象を受けました。

ただ、読んでいて、自分のこととして引き寄せにくいところがありました。自分にフィードバックできないというか・・・お笑いを目指している人にはもしかしたら多くの共感を与えるのかもしれません。

私にとっては、何かが自分に強く残る、とはならない小説でした。
No Subject * by おんだなみ
ん~、そうですか~。
自分も、共感出来なさそうな感じがします。
詠まないで、判断は出来ませんが、借りたとしても
グイグイと読めるかどうか分からないですね。

Re: No Subject * by green
おんだなみさん、ま、あくまでも個人的な感想なので・・^^;
私はどうも現代ものの小説が苦手みたいです。
又吉さんは好きですけどね♪

2020-02-27 (Thu)

『壁』 安部公房

『壁』 安部公房

先日、安部公房の『他人の顔』という作品について書きましたが、そういえば、安部公房の『砂の女』を、昔買って読んだな~~と思い、本棚を探してみると、『砂の女』の横に『壁』という作品が並んでました。『壁』??読んだ記憶がありません💦 いやいや、自分のお金で買った本は、とりあえず、読んだはずなんだか・・と思い、ページをパラパラめくってみましたが、やっぱり思い出せません!それで、どんな作品なのか気になり読ん...

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先日、安部公房の『他人の顔』という作品について書きましたが、そういえば、安部公房の『砂の女』を、昔買って読んだな~~と思い、本棚を探してみると、『砂の女』の横に『壁』という作品が並んでました。『壁』??読んだ記憶がありません💦 いやいや、自分のお金で買った本は、とりあえず、読んだはずなんだか・・と思い、ページをパラパラめくってみましたが、やっぱり思い出せません!
それで、どんな作品なのか気になり読んでみることにしました。
P1013198.jpg
とにかく、変なお話なのですが(難解、というよりとっても不思議な世界)なぜか、どんどん読めてしまいました。

読みながら、カフカの作品を思い出してしまいました。カフカの『変身』は、朝目覚めたら自分が虫になっていたお話、『審判』は、朝目覚めたら自分が逮捕者になっているお話でした。
そして、『壁』の第一部は、朝目が覚めたら自分の名前がなくなっいる男の話、第二部は、男がいきなり獣に自分の影を奪われ、影の元となる肉体を失う話、第三部は、不思議なお話の短編集です。

『他人の顔』は、顔を失った男の話でしたが、これは科学実験によるやけどという現実の体験が原因なので、納得がいきますが、朝目が覚めたら名前がない、だとか、自分の肉体がいきなりなくなるだとか、いったいなんのこっちゃっていう感じです。シュールすぎます。変な夢を見ているような気分です。ですが、おもしろいのです。何がおもしろいのかはわからないのですが、なぜかぐんぐん引き込まれてしまい、夢中で読んでしまいました。

第三部は4つの短編集になっていて、その最後が『事業』という作品です。
この話が、かなり「えぐい」です。(←すみません、語彙が貧弱で!!)
ですが、どこか現代社会を皮肉ってるようなところがあります。偽装、隠蔽、それに操られる市民・・
息子に、「これ、すごい短いお話だからちょっと読んでみて」といって読ませてみました。
すると、
「お母さん、これ食後に読むの、きついわ~~。どんな生活してたら、こういう話を書けるんだろうね」と言っていました。

確かに、食後に読ませるのは間違っていたかも・・・
wikipediaによると・・この『事業』は、1961年NHKのラジオ劇場でドラマとして放送予定だったところ、急遽別の作品に変更されたらしい。内容が過激すぎたとか。確かに・・・・

こうなると、『砂の女』ももう一度読んでみたくなる~~~~
不思議だ~ * by おんだなみ
自分で買ったのに、内容さえも思い出せない・・・・
誰かの仕業か・・・
”朝目が覚めたら名前がない”なんて、どういう事?
何か、とても読んで見たいです。
カフカの変身は、読んだ事がありますが、不思議な話でしたね。

Re: 不思議だ~ * by green
確かに・・・もしかしたら、勝手に記憶を消されているのかも??(笑)
名前がないと社会生活を送る上で、いろんな支障がでてくるんですよ。
自分の存在を証明できないんです。恐ろしいです~~~