緑の光線

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2019-12-29 (Sun)

『冒険者たち』

『冒険者たち』

『冒険者たち』  Les Aventuriers    1967年 フランス映画監督 : ロベール・アンリコ出演 : アラン・ドロン、 リノ・ヴァンチュラ、ジュアンナ・シムカスこの映画も、以前ここで書いたことがあります。2度目の登場です。男性ふたりに気遣ってもらえる、という何ともうらやましいレティシアちゃんですが、ふたりの男性を惹きつける魅力をレティシアちゃんが十分に持っている故ですよね。前にも書いたと記憶して...

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『冒険者たち』  Les Aventuriers    1967年 フランス映画
監督 : ロベール・アンリコ
出演 : アラン・ドロン、 リノ・ヴァンチュラ、ジュアンナ・シムカス

この映画も、以前ここで書いたことがあります。
2度目の登場です。

男性ふたりに気遣ってもらえる、という何ともうらやましいレティシアちゃんですが、ふたりの男性を惹きつける魅力をレティシアちゃんが十分に持っている故ですよね。
前にも書いたと記憶していますが、レティシアちゃん、自分の個展があまりよくない評価を受けてしまい、落ち込み泣いてしまったとき、マヌーとローランが駆け寄り「どうしたの?」「泣かないで」と慰めるシーン、ここ大好きです(笑)アラン・ドロンのような男性にあんなふうに慰めてもらったら、絶対に恋に落ちます(笑)レティシアちゃんは違ったけどね。

一攫千金を夢見て、冒険の旅に出かける三人ですが、『太陽がいっぱい』の時に感じた、「危なっかしさ」をこの作品でも感じてしまいます。これも若さゆえなのでしょうか・・・

船の上のアラン・ドロンがまた素敵なんです。
少し髪が長めで、無精ひげが伸びてて、日に焼けた肌に紺のTシャツがよく似合っていて・・スーツ姿のアラン・ドロンももちろん素敵ですが、ワイルドなアラン・ドロンも素敵💛

前回観たときも気になったのですが、なぜレティシアはマヌーではなく、ローランを好きになったのでしょうか? 浅はかな私は、「やっぱりマヌーでしょ!」と思ってました。
でもよくよく見てみると、マヌーには、泊めてくれる女性がいるんですよね・・・ローランには、マヌーにはない大人っぽさ、落ち着き、みたいなのがあるのかな。レティシアには先見の明があったんだろうな~~

ところで、レティシア、マヌー、ローランの年齢設定が気になります。
ローランが一番年上でしょうけど、いったい何歳なんだろう?
マヌーとはいくつ違い?
若くないと、ああいう冒険心はわかないような気もしますが、年齢は関係ないかな?

マヌーがローランに会いに要塞島へ向かうシーン。
白いシャツに紺のセーターを肩にかけるアラン・ドロン。
1967年に、すでにこんなおしゃれな着こなし!
冒険者たち

やはり、何度も観たくなる映画なのでした!


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今度 * by おんだなみ
「SAMURAI」を見て、greenさんの記事も読んで、
にわかドロンファンに成っています。
これは、プレミアムシネマでやってたか、分かりませんが、
今度、放送される時は、しっかりチェックします!

Re: 今度 * by green
おんだなみさん、「SAMURAI」ご覧になったのですね!
私、まだ見たことがないのですが、しっかり録画しています。
観るのが楽しみになってきました。
冒険者たち、いいですよ~~~友情あり、恋愛ありです♪

2019-12-25 (Wed)

『太陽がいっぱい』

『太陽がいっぱい』

『太陽がいっぱい』 Plein Sleil    1960年 フランス・イタリア映画監督 : ルネ・クレマン出演 : アラン・ドロン、マリー・ラフォレ、モーリス・ロネ年末で忙しいはず?なのに、ついつい映画を観てしまいました。『太陽がいっぱい』はもう何度も観てますが、NHKで放送されれば必ず録画して観てしまいます。多分前回観た時もブログで感想を書いた記憶が・・・人って、罪を犯すと、あんなにも大胆になれてしまうもの...

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『太陽がいっぱい』 Plein Sleil    1960年 フランス・イタリア映画
監督 : ルネ・クレマン
出演 : アラン・ドロン、マリー・ラフォレ、モーリス・ロネ

年末で忙しいはず?なのに、ついつい映画を観てしまいました。
『太陽がいっぱい』はもう何度も観てますが、NHKで放送されれば必ず録画して観てしまいます。
多分前回観た時もブログで感想を書いた記憶が・・・

人って、罪を犯すと、あんなにも大胆になれてしまうものなのでしょうか・・・
大胆なようでいて、どこか危なっかしさがあって、見ていてハラハラします。

私の好きなシーンのひとつ。
トムがナポリの市場を散歩するシーン。
市場に並べられている魚がアップになったりするんですけど、特にエイがアップになるシーン。
エイって、人の笑った顔に似てるでしょ。なんだかそのエイの表情が、「あ~あ、これからどうするの?大丈夫なの?」って言ってるみたいなんです。
その次に、地面に落ちた切り落とされた魚の頭がアップになります。これがまた不気味で・・まるでトムの今後を暗示しているようです。
太陽がいっぱい
時々街の中の人の顔がアップになります。そのおじいさんの顔も「あ~あ、可哀想にな・・」っていう顔をしています。

恋人が自殺したと思い込み、落ち込みふさぎ込んでいるマルジュに近づくトム。
トムは、フィリップの持っているものをすべて奪ってしまいたかったのでしょう。
かたくななマルジュの心を少しずつ少しずつ揺らすトム。
「フィリップは君のことを愛してなかったんだよ。僕はここを去るかもしれない」そういって、
マルジュの部屋を出ようとするトム。
マルジュ、葛藤、葛藤、そして言ってしまうのでした「行かないで」と。
その「行かないで」を聞いたときの、トムのしてやったりの顔!
(あ~~~これが女の弱さ!)

トムがマルジュにギターを持たせ、「弾いて」と言います。
「弾くんだ、僕のために」
そう言って、マルジュを見つめながらマルジュの手のひらに口づけするシーン。
そんな瞳で見つめられたら、もう抵抗できないよね~~~

ところで、アラン・ドロンのあのまつ毛は自前だよね。まさかつけまつげとかしてないよね。
まるでつけまつげをしているような、長くてきれいなまつ毛。そのまつ毛に奥の青い瞳。
ため息が出ます。

録画済みのアラン・ドロン作品がまだまだあります。
楽しみです♪


No Subject * by おんだなみ
アランドロンの映画、プレミアムシネマでは、続けて放送してますね。
私も、3~4作録画して、いつ見ようか、探っています。
「太陽がいっぱい」は20代に一度だけ見て、全編に哀愁が漂っていて、
最後はアンハッピーで終わった様な記憶があります。

Re: No Subject * by green
おんだなみさん、そうなんですよ・・そうは問屋が卸さない、ってやつですね。
しかも、この作品1960年制作なんですよね。
カラーで色彩が綺麗なんですよ。

No Subject * by いとこいさん
長年 アランドロンのファンです。
少し前もテレビでありましたね。
もうドキドキ怖くて見られませんでした
過去何度もテレビで見てきたのに・・・
きれいなドロンさま 素敵ですよね
あの吸い込まれるような目 たまりません。
少し前も何だか賞を受けられて テレビに出ておられましたが 歳をとっても素敵 上手に歳を重ねてこられたのでしょうね。
男性は年齢により 人生経験が顔に出ますね。
ずっと昔のコマーシャルであったような気がします。
映画の説明ありがとうございます。
今度見る機会がありましたら 説明を思い出しながら 見ます。

いとこいさん。 * by green
いとこいさんもアラン・ドロンのファンなのですね!
本当にあの深くて美しい瞳、吸い込まれそうですよね。
アラン・ドロンの作品、何度見てもいいです。
これからしばらくアラン・ドロン作品を続けて観ると思うので、よかったらまた読んでください。

No Subject * by greengreen
懐かしくも思い出に残る映画です。主人公が一生懸命、友人のサインのマネをしようとする場面が印象に残っています。あのエイのシーンも・・。なにげなくこの先の運命を案じさせるつくりですよね。音楽もとても印象深かったと思います。20代の頃に一度みただけの作品なので私も機会あればもう一度みてみたいです!

それで思い出しましたが、少し前の映画でウッディ・アレンが監督した「マッチポイント」という作品があります。本当に脚本がよくできており、この作品をみた時に「太陽がいっぱい」を思い出してしまいました。もし時間あればご覧になってみてください(*^-^*)

そして昨年は大変お世話になりました。2020年もどうぞ宜しくお願いします♪

Re: No Subject * by green
greengreenさん。ストーリー、結末はわかっていても、何度も観たくなる映画です。そして観るたびに新しい発見が・・
そして、アラン・ドロンの美しさにため息が出ます。
ウディ・アレンの映画、おもしろそうですね!!
是非見てみたいです~~~~

こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いします。

2019-05-08 (Wed)

『ある愛の詩』

『ある愛の詩』

『ある愛の詩』  Love Story        1970年 アメリカ映画 監督 : アーサー・ヒラー 出演 : アリ・マッグロー、 ライアン・オニールある愛の詩といえば、あの、もの悲しいメロディーを思い出しますよね。子どもの頃、家にピアノの楽譜があって、練習して弾いていた記憶があるような・・・というわけで、映画音楽にはとても馴染みがあったのですが、意外にも、映画は今回初視聴です。格差恋愛に不治の...

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『ある愛の詩』  Love Story        1970年 アメリカ映画
 監督 : アーサー・ヒラー
 出演 : アリ・マッグロー、 ライアン・オニール


ある愛の詩といえば、あの、もの悲しいメロディーを思い出しますよね。
子どもの頃、家にピアノの楽譜があって、練習して弾いていた記憶があるような・・・

というわけで、映画音楽にはとても馴染みがあったのですが、意外にも、映画は今回初視聴です。
格差恋愛に不治の病という、まるで韓国ドラマのようなストーリー展開です。
ふたりが、雪の中で雪だるまを作るシーンがあって、なんとなく「冬のソナタ」を思い出したりしました。


ジェニーが、とても魅力的です。
きちんと自己主張するし、物怖じしないし、
ちょっと勝気なところがあるけど、
まっすぐ前を向いて生きている、って感じ。
そういう強さにオリバーは惹かれたのかな・・・

映画前半では、あのメロディーは流れないんです。
ふたりが結婚して、苦労しながらも幸せに暮らしているシーンで、あのメロディーが流れるんですけど、
それが、今後の展開を暗示しているようで・・・

ジェニーの病気がわかってからラストまでの展開がやや唐突な気がします。
病気の辛さに耐えたり、闘ったり・・そういうシーンは、この映画には不必要だったのかもしれませんね。
映画が伝えたかったのは、そこじゃないって、ことでしょうか。

「愛とは決して後悔しないこと」(Love means never having to say you're sorry.)
これは、この映画の名セリフ。
直訳すると、愛とは、謝ることではない、つまり、愛しているのなら、謝る必要はない、ということですね。

韓国ドラマでも、こういうセリフ、よく出てきます。
もしも、自分がとても愛している人から、事あるごとに「ごめんなさい」と言われたら、
それだけ、距離を感じてしまうというか、「彼女は(彼は)私のことを本当に愛しているんだろうか」って
不安になるかもしれません。
미안하지마!ごめんって言うなよ!(俺のこと愛しているのなら)←韓国ドラマあるあるです(笑)

映画の話から、韓国ドラマ話に逸れてしまいました💦





No title * by green_green
韓国映画との比較・・ヒットした時代が違うので気がつきませんでしたが、いわれてみれば「韓国映画あるある」ですね。雪のシーンも今みると「冬のソナタ」とかぶります。感傷的な音楽がとても印象深いです。

No title * by おんだなみ
子供の頃、テレビで見たっきりですが、今見ると、子供の時に感じたモノとは違う
感覚で見れるのかも知れませんね。

No title * by green
Greenさん、おっしゃる通り、時代も国も違うのですが、男女の問題って、共通なんですよね。雪だるまのシーンは、微笑ましいです^^

No title * by green
おんだなみさん、今は、過去に見た映画作品を見直すことが多くなりました。
若い頃にわからなかったことや、気づかなかったことに気づけるようになった気がします。

No title * by momo
懐かしいです~(*^^*)
「ある愛の詩」はラブストーリーの王道ですよね
ちょうど洋画がすごい人気だった頃(韓流ブームと同じですね)私は中学生で、映画音楽やブロンドと青い瞳のホリの深いヒロインがおしゃれで夢のような世界でした
懐かしいです~

No title * by green
ももさん、ヒロインのキャラクターがとってもよかったです。
相手との経済的な格差があるにもかかわらず、いつも対等な立場で彼と向き合っていた姿が印象的です。

2019-04-26 (Fri)

『ジュリアス・シーザー』

『ジュリアス・シーザー』

『ジュリアス・シーザー』      1953年 アメリカ映画 監督 : ジョーゼフ・L・マンキーウイッツ 出演 : マーロン・ブランド、ジェームズ・メイソンシェークスピアの戯曲「ジュリアス・シーザー」の映画化作品ですね。あの、「ブルータス、おまえもか」というセリフが有名です。シェークスピアの世界を堪能できる映画だと思います。シェークスピア英語、聞いてて心地いいんです。独特な隠喩表現がてんこ盛り!こ...

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『ジュリアス・シーザー』      1953年 アメリカ映画
 監督 : ジョーゼフ・L・マンキーウイッツ
 出演 : マーロン・ブランド、ジェームズ・メイソン

シェークスピアの戯曲「ジュリアス・シーザー」の映画化作品ですね。
あの、「ブルータス、おまえもか」というセリフが有名です。

シェークスピアの世界を堪能できる映画だと思います。
シェークスピア英語、聞いてて心地いいんです。
独特な隠喩表現がてんこ盛り!

これは、ストーリーがどうこうという作品ではなく、お芝居として楽しむ映画作品だと思います。
なんといっても圧巻なのが、マーロン・ブランド演じるアントニーの演説シーンです。
もう、聞き入っちゃいます。

















シーザーがブルータスらに暗殺された後、ブルータスはシーザー暗殺の理由を、ローマ市民の前で語ります。
シーザーの死に、怒りと悲しみをあらわにしていたローマ市民も、
ブルータスの言葉に一時はブルータス支持に傾きますす。

ところが、ブルータスの後に現れたアントニーの熱弁によって、市民はアントニーを支持するようになるのです。
いやはや、演説の力ってすごいですね。
アントニー、表面的にはブルータスを批判しないんですよ。
だけど、言葉の魔法を使って、民衆の心を操り、「いやいや、ブルータスじゃだめだ!、アントニーだろう!!」
って民衆に思わせるんですね。

やっぱりマーロン・ブランドって、すごい俳優さんなんだな~~とつくづく実感させられた作品でした。


No title * by おんだなみ
私のマーロン・ブランドの印象は、ゴッドファーザーのビトー・コルレオーネですが、
若かりし日の頃も、しっかりした存在感を持った役者なんですよね。
その演説、一度、見たいモノです。

No title * by green
おんだなみさん、私も、ゴッドファーザーが一番印象が強いです。
こんな若々しいマーロン・ブランドは初めてかもしれません。
若い時も、存在感が際立っていますね!

2019-04-23 (Tue)

『緑の光線』

『緑の光線』

『緑の光線』  Le Rayon Vert         1986年  フランス映画 監督 : エリック・ロメール 出演 : マリー・リヴィエール大学の第二外国語でフランス語を勉強していたせいもあって、若い頃はフランス映画をよく見ていました。なかでも、エリック・ロメール監督の作品を好んでよく見ていました。およそ20年以上ぶりくらいの鑑賞です。主人公のデルフィーヌという女性、ま、はっきり言って...

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『緑の光線』  Le Rayon Vert         1986年  フランス映画
 監督 : エリック・ロメール
 出演 : マリー・リヴィエール



大学の第二外国語でフランス語を勉強していたせいもあって、
若い頃はフランス映画をよく見ていました。
なかでも、エリック・ロメール監督の作品を
好んでよく見ていました。
およそ20年以上ぶりくらいの鑑賞です。





主人公のデルフィーヌという女性、ま、はっきり言ってめんどくさい女性です。
男性だったら、ほんんどが「めんどくせー女だな~~」と苦笑しそうです。

長いバカンスを前に、誰とどこでバカンスを過ごそうかと悩みます。
周りにいる人たちから、「○○はどう?」とか
「私たちと一緒に過ごさない?」とか、誘われはするのですが、
どうもぴんと来ない。誘われて一緒に行ってみるも、心底楽しめない。

私はついつい、「だったら一人で気楽に楽しめばいいじゃん!」
「いっそのことバカンスはパリに残って過ごすのはどうなの?わざわざ出かけなくても」
なんて余計なおせっかいを焼いてしまいそうになるんですが、
彼女は、「ひとりで過ごすのは嫌」「バカンスなのにパリにいるのも嫌」
つまり、せっかくのバカンスを、よいものにしたい、有意義なものにしたい、と考えてるようなんです。
とにかく、自分にとって本当によいものを探し続けている、そんな感じです。
(なんとなく気持ちはわかる!)

なんていうか、ものすごく深く考えすぎるんだと思います。
よく言えば繊細な人、なのかな・・・・

旅の途中で「緑の光線」の話を耳にします。
太陽が地平線に沈む瞬間、太陽が見えなくなる、そのほんの一瞬、
最後の光が、緑に光るんですって。
この緑の光線について説明をする、おじいちゃんの話し方がよかったな~~~
科学的にどうゆう原理で緑に光るのかを教えてくれるんです。

旅の終わりに、デルフィーヌは、ある男性と出会います。
その男性とは、なんだか話も合う・・・
やっとデルフィーヌの表情が穏やかになり、笑顔が見られました。
そして、ふたりで海岸を散歩し、緑の光線を見るんですね。

ほんとうに探していたものに、出会えた!
そんな印象を与えるラストでした。
私も緑の光線、見てみたいな・・・
No title * by karasu
ナイス

No title * by おんだなみ
めんどくせー女・・・ですか(笑)
そんな人でも、何かのきっかけで、ピッタリと合う人も
現れる事も有るかも知れません、映画なら、尚更、そうあって欲しい気がします。
でも、それって奇跡なんですけどね。

No title * by green
karasuさん、ナイスコメントありがとうございます。

No title * by green
おんだなみさん、現実をそのまま映すような映画もありますが、
でもどこか、夢や希望もあって欲しいですよね。
ラストシーンは、「探していれば見つかるかも」と思わせてくれるようなシーンでした。