フィソン著『그래도 나는 ing』より・・・
「私の中の嫌いなものたちと共存する方法」<내 안의 싫은 것들과 공존하는 법>
この章では、自分の体のことについて書いています。
まず、-私の長いつきあいの友達、不眠症と憂鬱症-
フィソンは幼稚園に通っている頃から、自分は憂鬱症だったと言ってます。
何に対しても興味を持つことが出来ず、楽しささえも知らなかったらしい。
学校に通っても、誰とも目を合わさず、一言も口をきかず家に帰ることもあったらしい。
当然、友達も出来ず、友達といえば、不眠症と憂鬱症だけ・・・
*憂鬱症って、つまりは、日本語で言うところの、「うつ病」なのでしょうか??
はっきりしたことは、よくわからないので、韓国語で書いてある通りに
訳しますね。ハングルだとこうなります→우울증(憂鬱症)
나는 태어나기를 외롭게 태어난 인간이 아닐까라고 생각할 정도로 항상 외로웠다. フィソン著『그래도 나는 ing』より
私は生まれつき寂しく生まれてきた人間なのではないかと考える程に、いつも孤独だった」訳:green
でも、幼稚園の頃から、いつもいつも寂しそうにしてたら、親としては心配するよね。
周りにいる大人たちは、かなり心配したんじゃないかな・・
友達はいなかったけど、たまにかっとしたりして、よく暴力も振るってたらしい・・・
フィソンは、中学の時には、すでに今の身長になってたらしく、小学生の頃も体格は他の子よりも
かなりよかったらしい。
で、中学の頃には、
「너는 어둠의 끝이야」と言われてたらしい。
これ、直訳すると、「おまえは、暗闇の果てだ」という意味なんだけど、
まあ、「お前、最高に暗いぜ~~」みたいな感じでしょうか。
そして、フィソンには、また別の友達が...不眠症と憂鬱症以外の友達、それは、先天的な持病です。
慢性鼻炎、蓄膿症、喘息、アレルギー等・・・
「鼻で息をしながら眠らせてください」
毎晩こう祈りながら寝ようとしても、やっぱり10回、20回以上目が覚めてしまう。
息が苦しく目が覚めては薬、そして横になる、その繰り返しで、満足に睡眠時間がとれない。
この苦しみは、経験した人にしかわからないだろうと、フィソンは言っています。
こんな体のために、安定して歌を歌うことができず、ステージ恐怖症まで感じていたらしい。
韓国には、「様々なテーマで順位を決める」、みたいなケーブル番組があるらしく、
そこで、何度も「삑사리」の一位をとったと、書いてあります。
「삑사리」って何だろう~~と調べてみたら、「歌や会話の途中で、声が突然裏返ること」
を意味するそうです。
多分、その番組は、「NG」な映像の中から一位を決める、みたいな内容なのでしょう。
フィソンでも声が裏返ることがあるのね・・
でも、それを番組にしてしまうのもどうかと・・
日本にもNGシーンを集めた番組があるけど、歌手の声が裏返ったことをNGにするようなことは
ないよね~~~
그럴 때마다 나는 몸 관리를 못한 프로답지 않은 나를 탓할 수밖에 없었다. 정말 내가 가지고
태어난 이런 고질병이 지긋지긋할 때가 많았다. フィソン著『그래도 나는 ing』より
こんなことがある度に、私は体の管理が出来ない、プロらしくない自分を責めるしかなかった。
本当に私が持って生まれたこんな持病にうんざりしてしまうことが何度もあった 訳:green
フィソンは、自分の体をなんとか改善させたいと思い、あらゆる手を尽くします。
免疫療法を2年間受けたり、韓医学の本を読んだり、薬を自分で煎じて飲んだり、
鍼を打ってもらったり、血を抜く治療も受けたそう。
その中でも一番即効性のあるのが、ステロイド。
一時的に症状が改善されても、その効果はすぐに尽きてしまう。。
それに、ステロイドは副作用が激しいらしく、これを服用した翌日は体が非常に辛いらしい。
だけど、完璧にステージをこなすために、どうしてもステロイドを服用せざるを得ない。
副作用で苦しむことはわかっているのに、薬に頼らなければならない・・・
苦しかっただろうね・・
ある時、ステロイドを服用しすぎて、1ヶ月間、副作用に苦しんだそうです。
過去の動画とか見てて、ちょっと顔がむくんで見える時があるんだけど(5集の活動あたり)
それって、もしかして薬の副作用なのかもしれないな~~
後天的な病気もあって・・
5集の準備をしていたころ、唾液腺が詰まる病気になったとか。(そんな病気があるの??)
突然唾液腺が詰まり、唾液が出なくなって、口の中がひどく腫れてしまったそうです。
当時、5集の準備でひどく精神的に辛かったときらしく、きっとそのストレスによるものだろうと
フィソンは分析しています。
詰まった唾液腺を空ける手術を4回も受けたらしい・・・
今でも疲れが出ると、唾液腺が詰まってしまうらしい。
唾液が出ないと、歌もうまく歌えないよね。。
でも、今は、これらの病気と共存する方法を会得しているところだそうです。
食事も、少しずつ菜食に替えているそうです。
以前何かの記事で、「背が高くなりたくて、牛乳を毎日たくさん飲んでる」って書いてあったのを
読んだ記憶があるけど、まさか今はそんなことはしてないよね~~~
個人的な見解ですが、アレルギー体質の人は、極力乳製品を避けた方がいいと思います。
お肉と乳製品をやめるだけで、だいぶん違うと思うんだけどな・・
そう、お野菜が大事です。
お肉の変わりにお豆を食べましょう!
最後にこう締めくくっています。
나는 여러 가지로 마땅치 않은 점이 많다. 몸도 마움도 재능도 다 그렇다. 하지만 그런 나
자신과 꽤 만히 화해했다. 그것들과 헤어지지도 못하고 끝까지 가야 하는 유일한 사람이
바로 나니까. 그렇다면 적으로 돌리기 보다는 찬구가 되어 목숨을 다할 때까지 손 붙잡고
함께 가는 것이 옳지 않을까. フィソン著『그래도 나는 ing』より
私はいろいろと気に入らない点が多い。体も心も才能も全てそうだ。だが、そんな私自身と
大部分で和解した。それらと別れることはできず、最後まで行かなくてはならない唯一の
人間がまさに私なのだ。そうであれば、敵に回すよりは、友達にして、命が尽きるまで、
手をとり、共に生きていくことが、正しいのではないだろうか。 訳:green
これを読んでいろんなことに納得できた。
鼻炎、蓄膿症、喘息・・・
歌手でいるためには、かなりのハンデだよね。
でもね・・こんなことを言ったら怒られるかもしれないけど、
私は、そのちょっと鼻づまりな声がたまらなく好きだったりするのです。
フィソンは、ブレス音がとても目立つときがあります。
きっと、鼻で息を吸えないからなんだよね。
でも、そのブレス音さえ美しいのです。
今のフィソンの声を作っているのは、
彼の魂と、鼻炎もアレルギーも蓄膿も全て抱えた彼の肉体であって、
そんな彼だからこそ、あの声が出せるのだと思っています。
自分が苦しんだ分、人の悲しみや切なさや寂しさに共感して、
それを歌にのせることができるのだと・・・・
家族の思い出ごと繋いでいって・・ひとつの作品になったら・・わたし 泣くかもしれません^ワ^