緑の光線

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2018-05-30 (Wed)

『ヘッドライト』

『ヘッドライト』

『ヘッドライト』   Des Gens Sans Importance    1956年 フランス映画 出演 : ジャン・ギャバン、フランソワーズ・アルヌール 監督 : アンリ・ヴェルヌイユとっても悲しい映画です・・・どうにもやりきれないというか・・・この映画の原題 Des Gens Sans Importance ですが、重要性のない人々、という意味です。(タイトルからして暗い!)この映画が示す「不幸」の背景は、やっぱり貧しさかな・・・...

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『ヘッドライト』   Des Gens Sans Importance    1956年 フランス映画
 出演 : ジャン・ギャバン、フランソワーズ・アルヌール
 監督 : アンリ・ヴェルヌイユ



とっても悲しい映画です・・・
どうにもやりきれないというか・・・
この映画の原題 Des Gens Sans Importance ですが、重要性のない人々、という意味です。
(タイトルからして暗い!)








この映画が示す「不幸」の背景は、やっぱり貧しさかな・・・・
主人公のジャンはトラックの運転手で、労働環境も悪い。
家に帰っても奥さんはいつも不機嫌そうだし・・きっと奥さんが不機嫌なのも、貧しさのせいかもしれない。

ジャンと恋をする女性クロも、国道沿いのドライブイン(レストラン兼宿屋)でウェイトレスとして働いている。
周りにはなんにもなくて、お客の相手をする毎日。 街で働きたくても仕事がない。

そんな二人が恋に落ちてしまうのもわかる気がする・・・

ふたりの未来には希望がないことが、映画を観ていてもひしひしと伝わってきて、
見ていてすごく辛くなります。

クロの容態が悪化してしまい、ジャンが助けを呼ぶために、車の中にクロひとりを残してトラックを降りて
行ってしまうシーンがあるのですが・・・
トラックにひとり残されたクロ。
真っ暗闇で、荷台に積んでいる牛が「モー、モー」と鳴くんですね。
その時のクロの恐怖心、不安、心細さみたいなものが、荷台の牛の鳴き声と相まって、
見ている方をも辛くさせます。

重要性のない人、なんていないのにな・・

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No title * by あきりん
貧しさから人生に疲れ切っているような二人。そんな彼らの恋ははじめから儚げでしたね。
音楽も好かったです。
TBさせてください。

No title * by green_green
あらすじを読んでいるだけで胸が痛くなります。
私がこの作品をみた時、まだ20歳そこそこ。
多分、そこまで映画のメッセージを理解していませんでした。
格差が広がる今の時代の世相ともかぶる気がします。
いまこの映画をみたら自分は何を感じるのか、どこに共感するのか・・・とても観たくなりました。
いつも素敵なレビューを読む機会を作って下さりありがとうございます♪

No title * by おんだなみ
何か、今の気持ちにピッタリな感じの映画です、
人生って、ホント辛い事の方が多い気がします、
でも、それだから少しの明かりが、とても輝いて見えるのかもです。
貧しくても明るくと言うのは、難しいです。

No title * by green
あきりんさん、そうですね。。。互いに惹かれ合ったというよりは、心の安らぎを求めあったふたりでしたね。

No title * by green
Greenさん、私もこの映画を最初に見たのは20代でした。そのときは、ここまで辛い気持ちにならなかったような気がします・・・
歳を重ねると、物事の感じ方も変わりますよね。

No title * by green
おんだなみさん、貧しくても心が豊かであれば・・なんていう声もありますが、貧しさゆえにつかめない幸せもやっぱりありますよね。
これは1950年代のフランス映画ですが、今の社会にも通じるところがあるような気がします。

2018-05-18 (Fri)

ヒデキは私にとって・・・

ヒデキは私にとって・・・

ヒデキは私にとって、最初のアイドルで、初めて憧れを抱いた男性で、初めて好きになった男性歌手です。ずっと前にもここで書いた記憶がありますが、ヒデキの『傷だらけのローラ』は、私の音楽の原点といっても過言ではありません。当時私は7歳でしたが、この『傷だらけのローラ』で、初めて男性を「かっこいい」と感じ、ヒデキのあの歌声と歌唱力に胸をときめかせました。私に音楽で胸をときめかせた最初のアーティストが、まさに...

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ヒデキは私にとって、
最初のアイドルで、
初めて憧れを抱いた男性で、
初めて好きになった男性歌手です。

ずっと前にもここで書いた記憶がありますが、
ヒデキの『傷だらけのローラ』は、私の音楽の原点といっても過言ではありません。
当時私は7歳でしたが、この『傷だらけのローラ』で、初めて男性を「かっこいい」と感じ、
ヒデキのあの歌声と歌唱力に胸をときめかせました。
私に音楽で胸をときめかせた最初のアーティストが、まさにヒデキだったのです。

私のハスキーボイス好きも、絶唱好きも、長髪好きも、ヒデキが始まりです。

『傷だらけのローラ』を歌っているときのあの長い前髪、ゆるふわのパーマ、
パンタロンをはいた長い脚、
ほんとに好きだったな・・・・

当時、本気でヒデキのお嫁さんになりたいと思ってました(笑)

♪今、君を救うのは、目の前の僕だけさ♪

今聞いても、きゅ~~んとなります。

どうか安らかに・・・



No title * by おんだなみ
昭和が、また一つ、遠くなった感じがします。

No title * by 真樹
私と姉にとってもヒデキは一番最初に好きになった歌手です。
私は3~4歳にしかならなかったのですが。。。
無くなった当日、仙台の姉からラインが来ました。

No title * by momo
こんにちは😃

ヒデキは私の青春時代のアイドルの頂点にいました。
当時百恵ちゃんファンだったのではまりはしませんでしたが、新ご三家の中では一番かっこいいと思っていました
greenさんの最初の好きな男性歌手だったのですね💘
私はタイガース時代のジュリーでした(年代を感じさせますね)
同じくハスキーな歌声と王子さまキャラ長髪、ピンポイントは同じですね(*^^*)

No title * by まっちゃん
ヒデキが亡くなるなんて信じれませんね 歳も私とちかくでしたのでびっくりですよね

No title * by green
おんだなみさん、昭和は、本物の歌手がたくさんいたような気がします。。。

No title * by green
MAKIさんにとってもそうでしたか・・・
幼いながらも、ヒデキの男性としての魅力を本能で感じていたような気がします。

No title * by green
ももさんとヒデキで共感できるなんて💛
寺内貫太郎一家で、樹木希林さんが「ジュリ~~~」とみもだえてましたが、
私は「ヒデキ~~~」でした^^
ハスキーボイスと長髪・・・ふふ・・同じですよね♪

No title * by green
まつさん、ほんとですよね・・・
でも、私の中ではヒデキフォーエバーです!!

2018-05-15 (Tue)

母の日に頂きました。

母の日に頂きました。

母の日が近づくと、今年は何をプレゼントしようかとあれこれ悩み、夫の母と、私の母へとにそれぞれプレゼントをあげています。いつも自分があげる立場で、自分がプレゼントをもらう・・ということは今までありませんでした。ところが、今年、初めて息子からプレゼントを頂きました。次男からのプレゼントです。私のコーヒー好きを知って、KALDIで買ってくれたみたいです。カシスのジャムと、コーヒーキャンディです。お店で「どれ...

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母の日が近づくと、今年は何をプレゼントしようかとあれこれ悩み、
夫の母と、私の母へとにそれぞれプレゼントをあげています。
いつも自分があげる立場で、自分がプレゼントをもらう・・ということは今までありませんでした。

ところが、今年、初めて息子からプレゼントを頂きました。
次男からのプレゼントです。
私のコーヒー好きを知って、KALDIで買ってくれたみたいです。
カシスのジャムと、コーヒーキャンディです。



















お店で「どれがいいかな~~」とあれこれ考えてくれたのかな・・と想像するだけで、
母は感激です。
もったいなくて、食べられない・・・
しばらくこのまま眺めていようと思います。

別にお金でものを買ってプレゼントしてくれなくていいんだけどな・・・
お手伝いをしてくれるとか、肩をいつもより多くもんでくれるとか、
そういうことでいいんだけど・・・・
あ、でもプレゼントされるのも、もちろん嬉しいですけどね💛

長男からは、何もなく・・・(もちろん感謝の言葉も、お手伝いも何もないです)
長男よ・・何もいらないから、朝ちゃんと起きて!
それから、まともな時間に寝て!
それからそれから、勉強頑張って!
以上、母からの切なる願いでした。
No title * by まっちゃん
やさしいですね 次男さん うれしいですね

No title * by green
まつさん、やっぱり嬉しいものですね♪
カシスのジャム、どんな味なのか楽しみです。

No title * by おんだなみ
長男の私も、母の日でプレゼントした事は無いのですが、
やはり、モノもそうだけど、その気持ちが嬉しいのですね。

No title * by green
おんだなみさん、そうですよ~~~
そして、その気持ちが伝わることが大切だと思います^^

2018-05-11 (Fri)

パンドラの箱に手をつけてしまった・・・

パンドラの箱に手をつけてしまった・・・

最近記事には書いていませんが、針仕事もせっせと励んでいます。といっても、一日のうちで針仕事に割ける時間はそう多くないですけど・・・もう何年も前に作り始めた星のパターンのキルトですが、キルティングに取り掛かって、すでに3年が経過していますですが、ですが、ようやくゴールが見えてきました。キルティングもようやく最終段階です。あともう少し!だと思うと、針もどんどん進みます。近いうちに完成品をお見せできるよ...

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最近記事には書いていませんが、針仕事もせっせと励んでいます。
といっても、一日のうちで針仕事に割ける時間はそう多くないですけど・・・

もう何年も前に作り始めた星のパターンのキルトですが、
キルティングに取り掛かって、すでに3年が経過しています
ですが、ですが、ようやくゴールが見えてきました。
キルティングもようやく最終段階です。
あともう少し!だと思うと、針もどんどん進みます。
近いうちに完成品をお見せできるよう、ラストスパート頑張ります。

他にも作りかけのキルトがまだまだあると言うのに、なんと新しいものに手をつけてしまいました。
パンドラの箱です。




















ひし形を3枚縫い合わせた六角形のパターンを何枚か縫ったところで、ちょっと並べてみました。
今は赤系の色で作成中ですが、
黄色系、緑系、青系も縫って、グラデーションを作ろうかな~~と思案中。

出来上がりのサイズについても悩み中。
せめて120x140くらいの大きさにしたいな~~なんて思っていたのですが、
どうせなら、こたつカバーにできるくらいの大きさにしようかとふと思いつき・・・
こたつカバーの標準サイズを調べてみると180x180
このひし形の一辺が約4.6cmなので、・・・・・
必要なパターンの数を計算してみたら・・・・

気が遠くなりました・・・・

まあ、出来上がりサイズはもう少し考えてみるとして、
夜のドラマタイムに、この六角形パターンをひたすら縫い続けようと思っています。

No title * by はなまめ
ベビーブロックはシンプルなだけに配色で雰囲気が変わりますよね~。
どんなキルトになるのか楽しみです♪

キルティングももう少しだそうで、見せていただくのを楽しみにしています~

No title * by green
はなまめさん、赤系が結構たまってきたので、茶系、黄色系に移ろうかと思っています。
今キルティング中のものも、早く完成させたいです!

No title * by まっちゃん
パンドラの箱 可愛い配色ですね 何になるのか楽しみです
完成間地かのキルトも楽しみです

No title * by green
まつさん、パンドラの箱は色の濃淡でパターンを作るので、自分でも楽しみながら縫えています。キルティング中のキルトも早く完成させないと、暑くてキルティング作業がだんだん苦になりそうです(笑)

No title * by Chiha
素敵ですね!

配色は最初に決めたりするのですか?

楽しみですね♪

No title * by green
Chihaさん、最初に頭の中でぼんやりと色をイメージしますが、作りながら決めていく感じでしょうか・・・実際に目にしないとはっきりとしたイメージがわかなくて^^;
パンドラも、今200枚近くまでモチーフが出来ました。しょっちゅう並べてみては、色をどうしようか悩んでます(笑)

2018-05-09 (Wed)

『甘い生活』

『甘い生活』

『甘い生活』   La Dolce Vita    1960年 イタリア・フランス合作 監督 : フェデリコ・フェリーニ 出演 : マルチェロ・マストロヤンニ、アニタ・エクバーグ、アヌーク・エーメ・・・この映画、私が東京に出てきて、初めて映画館で観た映画です(およそ27年前の話・・)。東京に出てきて、映画を観ようと思ったら、映画館の入り口に長蛇の列ができてて、「東京では、映画を見るのにも並ぶんだ」と驚いたことを...

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『甘い生活』   La Dolce Vita    1960年 イタリア・フランス合作
 監督 : フェデリコ・フェリーニ
 出演 : マルチェロ・マストロヤンニ、アニタ・エクバーグ、アヌーク・エーメ・・・

この映画、私が東京に出てきて、初めて映画館で観た映画です(およそ27年前の話・・)。
東京に出てきて、映画を観ようと思ったら、映画館の入り口に長蛇の列ができてて、
「東京では、映画を見るのにも並ぶんだ」と驚いたことを覚えています。
確か、有楽町のマリオンだったかな・・・(でも今はもうないんだよね)
並んで映画を観る、ということに慣れていない私は、銀座マリオンを諦め、
銀座の街をふらふらしていて、小さな映画館を見つけました。
それが、「銀座文化劇場」で、そこで、この『甘い生活』を見たのでした。
(並ばずにすぐ見れたので・・)

「銀座文化劇場」は、1と2の二つの映画館から成っていて、
ひとつは、古いハリウッド映画や、古いヨーロッパ映画を上映してて、
もうひとつは、大衆向けではないけれども良質の映画(私的には)を上映してたように思います。

毎週金曜日がレディースで―だったので、週末、仕事が終わると、
ここで古い映画を観るのがとても楽しみでした。
今は、シネスイッチ銀座と、名前を変えているようです。
















これは、そのとき買ったパンフレット、そして映画のチケット・・・
働いている頃、週末に映画を観るのが何よりの楽しみで、
こうやって前売りを買っては、映画を観てました。
その時の映画のチラシや、映画のチケットは、どうしても捨てられず、大事にとっています。

本題に入ります(笑)
『甘い生活』・・・まあ、一言で言って、「ようわからん」映画です(しかも長い!約3時間)。
このパンフレットの、解説の一行目には、こう書いてあります。
フェリーニの最高傑作であるばかりか制作当時、社会的事件ともなった画期的大作「甘い生活」・・・
キリスト像がロープに吊られて、空を飛んでいるシーンから始まります。
それを人々が見上げて、「ねえ、キリスト像よ!」なんていってきゃーきゃー騒いでいる・・・
主人公のマルチェロは、ジャーナリストなんだけど、ゴシップネタばかりを追っている・・・
同棲している彼女がいるにもかかわらず、他の女と関係も持つ・・・
パーティで乱痴気騒ぎをしたり、同棲中の彼女と口げんかしたり・・・
ラストは、海岸に怪魚が打ち上げられていて、なんともいえない虚無感が漂う・・・

とにかく、ちゃんとしたストーリーというものがなくて、いろんなエピソードの連続。
ただ、見ていると、「不毛」「退廃」といった言葉が頭に浮かんできます。
なんともやりきれない気持ちになります。
おそらく1960年当時のローマ社会が背景にあるんでしょうけど・・・・

この作品の中に、マルチェロとともに、ゴシップネタを追うカメラマン、パパラッツォという男が出てきます。
もしかして、現在使われている「パパラッチ」は、この「パパラッツォ」から来ているんじゃないかと思ったら、
やっぱりそうみたいです。

よくわからん!けど、なぜか惹かれてしまう、そんな映画です。
No title * by green_green
こんにちは。とりあげていただく作品が好きな作品、私自身にとっても印象深い作品が多く、映画のレビュー記事がアップされると楽しく読ませてもらっています。フェリーニの「甘い生活」~、私もgreenさんとほぼ同時期に観ました!といってもレンタルビデオでしたが(^-^;
豊かな生活の中にある「倦怠」「退廃」を感じる作品ですよね。最後のシーンで映し出される海に打ち上げられた怪魚は、快楽ばかりを追求し堕落した生活を送る彼ら自身の姿だという強烈な批判だと、当時映画の解説で読んだことがありました。
マストロヤンニらがみせる享楽の生活シーンは今の時代をみていてもなんだか通じるものがあり、科学技術は進歩しても人間自身というのは進歩しないものなんだなあ・・・と感じます。
20年ほど前は良質の作品を上映するミニシアターが数多くありましたがあまりお客さんが入らないので閉館が続いていますね。これも残念な傾向です。

No title * by green
Greenさんにこんなにたくさんコメントを書いていただいて嬉しい限りです!
乱痴気騒ぎの後の怪魚のシーンは、インパクト強いですよね。
何のお構いなしにカメラマンがシャッターを切るシーンなんかを見ると、
今とあんまり変わりないな~~って確かに思います。
最近は映画館になかなか行けなくなりましたが、代わりにNHKBSで放送される映画を楽しみにしています。

No title * by おんだなみ
私も東京に上京した時、映画を見るなら、有楽町マリオン!と決めていたのですが、
初めて入る時は、かなりドキドキしました。
「甘い生活」は見てませんが、3時間は、さすがに今は見れないです。

No title * by green
おんだなみさん、今回は自宅で見たので、休み休み見ることができましたが、
映画館でぶっ通し3時間はきついかもです(笑)

No title * by みこぴょん
はじめまして。
有楽町マリオン、懐かしいです。
私はここでみたマルチェロ・マストロヤンニの「黒い瞳」が物凄く良くて、その日2回続けて見て、数日後母を誘って、母とも2回続けて見ました。
ニキータ・ミハルコフ監督の伊・ソ合作でした。

シネスイッチにも何回か行ってます。
最近映画はあんまり観ないけど、また行きたくなってきました。

No title * by green
みこぴょんさん、はじめまして!
『黒い瞳』知りませんでした。1987年の作品なのですね。
機会があれば是非見てみようと思います♪
シネスイッチになってから、行けていません。たまには銀座で映画を観たいな~~と
思います。