緑の光線

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2010-10-29 (Fri)  22:30

「冬の小鳥」

「冬の小鳥」  Une Vie Toute Neuve   여행자     2009年 韓国・フランス
 監督・脚本: ウニー・ルコント
 出演: キム・セロン、パク・ドヨン、コ・アソン
 
 
久しぶりに、映画館で韓国映画の鑑賞です。

新聞に載っていた、沢木耕太郎さんの映画評を読んで、
「観たい」と思っていた映画でした。
 
 
大好きな父に捨てられ孤児となった、9歳のジニ。
絶望にたった一人で向き合い、やがて新しい人生を歩みだす、
ひとりの少女の孤独な魂の旅-。
 
↑これは映画の紹介文です。
 
いきなり孤児院に連れてこられてしまった女の子。
その現実を受け入られずに、彼女は彼女なりに
ひとりでその現実と闘うのです。
 
その気丈な姿が切なくて切なくて・・・・
 
だから、「可哀想」「悲しい」だけの映画じゃないんですね。
「冬の小鳥」みたいに、か弱くて、傷つきやすくて、今にも息絶えてしまいそうな、
そういう弱さもありながら、彼女なりに現実に向き合う。
ちらしを見て頂ければわかると思うのですが(↑)
彼女の眼差しがいいんですよ。めそめそだけの女の子じゃないんです。
 
説得力を持って、観る人に訴えかけるものがあります。
 
だから、自然と涙がこぼれるのです。
(隣に座っていたおばさまも、何度も涙をぬぐっていたし、館内のあちこちからすすり泣きの声が・・・)
 
あ~~私はやっぱりこういう映画が好きだな。
韓国映画って、子供の使い方がうまいです。
ていうか、子供の演技が素晴らしいのかな。(←演技しているとは思えないほど、自然)
 
ウニー・ルコント監督(女性)は、韓国生まれですが、
監督自身も、9歳のときに、フランス人家庭に養女として引き取られたのだそうです。
だから、これは、監督の実体験に基づいているのだとか・・・
 
あ、ちなみに、映画のタイトルですが、原題は、여행자 「旅行者」という意味です。
フランス語の Une Vie Toute Neuve   は、 「新しい人生」 という意味です。
 
 
とてもよい映画でした。
 
岩波ホールにて、上映中です。
「冬の小鳥」オフィシャルサイト→http://fuyunokotori.com/index.html
 
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最終更新日 : 2019-06-08

No title * by ***キッドママ***
greenさんの映画の解説はとっても分かりやすくて、
とっても観たくなる衝動にいつも駆られます^^
岩波ホールでしか今は上映されていないのですか?
ちょっと遠いので、今は行けなさそうですが、
いつか観れたらいいな~と思います。
HPで見た主人公の女の子の表情、すごくいいですね!
監督は実体験と重なる部分でどんな気持ちで撮られたのかな~などと思いを巡らせてしまいました。

No title * by green
キッドママさん、是非観ていただきたい映画です。
上映館が少なくて残念なのですが、他の映画館でもやってるみたいです。
キッドママさんちは静岡でしたっけ? これからですけど、3館で上映されるようですよ。詳しくはこちらで→http://fuyunokotori.com/theater.html
監督の実体験があるからこそ、よりリアルに心を打つのだと思います。

No title * by なっちゃん
今、予告を観てきたけど、グリちゃんが言う少女の瞳、
何とも実年齢よりもしっかりした意志を感じる良い瞳をしてるね。

韓国映画って、上手く言えないんだけど・・・
人の感情描写と景色などが一緒になって表現されている印象を受ける。
だから心の深い所に響くというか・・・
何となく解ってくれるかしら?^^;

あとプロデュースだけど、「オアシス」の人なんだね。

No title * by green
なっちゃん、少女の瞳、いいよね~~~
多分、「演技」というものはしていなくても、この「瞳」で多くのことが伝わってくるよね~~~
私、「オアシス」という映画は知りませんでした。
ムン・ソリさんが出てるんだね~~~太王四神記で、素敵な女優さんだなと思っていたの。 いつか見てみようっと!!

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No title

greenさんの映画の解説はとっても分かりやすくて、
とっても観たくなる衝動にいつも駆られます^^
岩波ホールでしか今は上映されていないのですか?
ちょっと遠いので、今は行けなさそうですが、
いつか観れたらいいな~と思います。
HPで見た主人公の女の子の表情、すごくいいですね!
監督は実体験と重なる部分でどんな気持ちで撮られたのかな~などと思いを巡らせてしまいました。
2010-10-30-21:14 * ***キッドママ*** [ 編集 ]

No title

キッドママさん、是非観ていただきたい映画です。
上映館が少なくて残念なのですが、他の映画館でもやってるみたいです。
キッドママさんちは静岡でしたっけ? これからですけど、3館で上映されるようですよ。詳しくはこちらで→http://fuyunokotori.com/theater.html
監督の実体験があるからこそ、よりリアルに心を打つのだと思います。
2010-10-30-21:49 * green [ 編集 ]

No title

今、予告を観てきたけど、グリちゃんが言う少女の瞳、
何とも実年齢よりもしっかりした意志を感じる良い瞳をしてるね。

韓国映画って、上手く言えないんだけど・・・
人の感情描写と景色などが一緒になって表現されている印象を受ける。
だから心の深い所に響くというか・・・
何となく解ってくれるかしら?^^;

あとプロデュースだけど、「オアシス」の人なんだね。
2010-11-06-23:45 * なっちゃん [ 編集 ]

No title

なっちゃん、少女の瞳、いいよね~~~
多分、「演技」というものはしていなくても、この「瞳」で多くのことが伝わってくるよね~~~
私、「オアシス」という映画は知りませんでした。
ムン・ソリさんが出てるんだね~~~太王四神記で、素敵な女優さんだなと思っていたの。 いつか見てみようっと!!
2010-11-08-08:43 * green [ 編集 ]