緑の光線

Top Page › 本のこと › 「木」 幸田 文著
2011-03-23 (Wed)  08:24

「木」 幸田 文著

この本は、去年の夏くらいに偶然本屋さんで見つけて
「木」という潔いタイトルに惹かれて買いました。
それから、何度となく読み返しています。
幸田文さんは、「木」をこよなく愛し、
「木」に会うために全国各地に出向き、
木々と交流を深めていきます。
木を見つめて、木を触って、木に思いをめぐらせるのです。
その文面から、「木のあらゆる面を見よう」「見てやろう」という姿が
読み取れます。
興味深い木の話がたくさん書かれています。
 

まず最初に「えぞ松の更新」という章があるのですが、
なんのことかと思ったら、えぞ松って、倒木した木の上に育つんですって!!
北海道の自然は厳しいから、種が発芽してもなかなか育たないそうで、
運よく倒木の上に着床発芽したものは、倒木から栄養をもらって生き続けるんだとか。。。
すごい話だ!!
だから、松林に立つと、一列一直線に並んでるのがわかるらしい。
なんだか見てみたくなる~~~一列に並んだえぞ松!!
 
それから、ひのきのアテの話。
ひのきには、「アテ」と呼ばれる部分があるんだそうです。
こぶになってるもの、ねじれたもの、曲がったもの・・・
でも、こういった変形の箇所は材木として役に立たないそうで、
で、著者は役に立たないと聞けば、その「アテ」とやらを見てみたい気持ちになり、
わざわざ「アテ」を見に行くのです。
役に立たない材にも思いを馳せるんです。
 
その他にも、杉の話、ポプラの話、材のいのちの話など、木々、樹木にまつわる
興味深い話が綴られています。
 
幸田文さんの作品は初めて読みましたが、日本語が潔いです。
凛としている、というか、変に飾っていないというか、無駄がないというか・・
とにかく、読んでて、気持ちのよい日本語でした。
 


















あ~~私もいつか日本各地いのいろんな「木」たちを見て回りたいな~~
やっぱり、屋久島の屋久杉は一度は見てみたい!!
そうそう、屋久杉って、なぜあんなに樹齢が長いのかというと、
屋久島の土壌が痩せているからなんですって~~~
栄養分が少ないからこそ、ゆっくりゆっくり成長して、そして丈夫な木になっていくんだとか・・・
養分が多ければいいってもんでもないんだね。
 
私は、やっぱり森に惹かれる・・・
こんなこと言ったら不謹慎かもしれませんが、
人生最期の瞬間は森の中にいたいな~~~
幾重にも重なった落ち葉の上に横たえて、
土と樹木と葉っぱの香りに包まれながら死ねるんだったら、
死さえも怖くないような気がする・・・神聖な気持ちであの世に行けそうな気がする・・・
 
 
スポンサーサイト



最終更新日 : 2019-06-08

No title * by 龍香
私がいつもお世話になる美容師さんが屋久島にいって見てきた、というか会ってきたそうです。

やはり少なからずは歩かなくてはいけないので体力づくり必要ですよ

私も一度は見てみたいです。森のなかって香りがなんともいえずいいですよね?

No title * by green
ママさん、確かに体力必要だよね~~~
地形や天候の面からも、自然の厳しさを教えてくれそう!
森のなか、よい香りに包まれて、身が清められるような気がするよね~~

No title * by うーこ
私も、360度の大草原に寝転んで、青空を見ながら昼寝をするように最期の時を迎えてみたいもんです。

No title * by green
うーこさん、あ~~大草原もいいかも!!
青い空を見ながら・・・・天国に行けそう^^

Comment







管理者にだけ表示を許可

No title

私がいつもお世話になる美容師さんが屋久島にいって見てきた、というか会ってきたそうです。

やはり少なからずは歩かなくてはいけないので体力づくり必要ですよ

私も一度は見てみたいです。森のなかって香りがなんともいえずいいですよね?
2011-03-23-14:54 * 龍香 [ 編集 ]

No title

ママさん、確かに体力必要だよね~~~
地形や天候の面からも、自然の厳しさを教えてくれそう!
森のなか、よい香りに包まれて、身が清められるような気がするよね~~
2011-03-23-22:08 * green [ 編集 ]

No title

私も、360度の大草原に寝転んで、青空を見ながら昼寝をするように最期の時を迎えてみたいもんです。
2011-05-27-13:28 * うーこ [ 編集 ]

No title

うーこさん、あ~~大草原もいいかも!!
青い空を見ながら・・・・天国に行けそう^^
2011-05-28-21:56 * green [ 編集 ]