緑の光線

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2011-06-06 (Mon)  12:20

「カポーティ」

「カポーティ」  Capote  2005年 アメリカ
 監督 : ベネット・ミラー
 出演 : フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナー
かなり期待して観たのに、結局カポーティがどんな人だったのか、
よくつかめないまま・・・・となってしまいました。
 
「冷血」in cold blood という小説をどう書き上げたのか、その経緯を描いた映画なのですが・・・
 
「冷血」という小説は、ずいぶん前に原書で読みました。
「ティファニーで朝食を」を書いた人が、なぜ犯罪を小説に??という疑問があったからです。
わずかなお金を盗んだだけなのに、なぜあんな残虐な殺し方を?
小説を読んだ限りでは、犯人は決して極悪非道な男達ではなさそうなのに?
もっとよく知りたくて、映画(1967年「冷血」)も観ました。
 
その「冷血」がどういういきさつで小説になったのかが映画化されたとあって、
かなり期待大でした。

だけど・・・・・
正直、よくわかんなかった~~~~
 

カポーティは、犯人の1人であるペリーに何を感じたのでしょう?
彼を救いたかったのか? 
それとも利用したかったのか? 
多分両方なんだろうけど・・
救いたかったのに、結局は利用することになってしまって、
そのことに絶望しちゃったのかな・・・
 
カポーティとペリーとの交流に、もっと焦点を絞って欲しかったな~~
なぜペリーに近づき、ペリーから何を感じたのかを、もっとちゃんと見せて欲しかった。
ペリーに近づき、その一方で小説を書き上げ、朗読会で自分の小説を朗読し拍手喝采を浴びる・・・
この対照的なふたつの姿が、なぜかこうしっくりと来なくて・・・
ペリーの死刑実行が決まり、ペリーは「最後まで一緒にいて欲しい」とカポーティに懇願します。
そして、絞首刑の瞬間にカポーティは立ち会うのです。
自分が題材にした事件の犯人が、自分の目の前で絞首刑にあう・・・・
確かに想像を絶する経験でしょう。
それにしても、事件の直接関係者でもない人が、犯人の意向だけで立ち会えるものなのでしょうか?
 
カポーティを演じた、フイリップ・シーモア・ホフマンと言う人、
カポーティと似てましたね~~ただ写真で見るカポーティはもうちょっと痩せてたけど。
実際のカポーティも、ああいうちょっと舌足らずなしゃべり方なんでしょうかね~~
(アカデミー賞で主演男優賞を受賞しています)
 
とにかく、私的には、今ひとつ??な映画でした。
私がおバカだから、理解しきれなかったのかしらん???
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最終更新日 : 2019-06-08

No title * by kinaco
最初は救いたかったのでしょうか・・・ いつからか小説を書き上げるために野心?がうまれてしまって、ペリーを裏切ることになってしまったのかな。その後 罪悪感にかられて、次の作品を書かなかったのでしょうか。すっかり忘れていたのですが、主人が借りてきていて一緒に観たことがあります。終わった後は、なんともスッキリしない気分だったですね。

No title * by green
kinacoさん、この映画、ご覧になったのですね。
やっぱりスッキリしませんでした?
自分の生い立ちとペリーの生い立ちに共通点があったようですね。
だから、ペリーに近づいたようです。
だけど、小説も書き上げたいし、そのためには真実を聞き出さなければならず、結局ペリーを裏切ることになっちゃったんですよね。
カポーティ、冷血の次の小説は未完のままなんですよね・・・・

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No title

最初は救いたかったのでしょうか・・・ いつからか小説を書き上げるために野心?がうまれてしまって、ペリーを裏切ることになってしまったのかな。その後 罪悪感にかられて、次の作品を書かなかったのでしょうか。すっかり忘れていたのですが、主人が借りてきていて一緒に観たことがあります。終わった後は、なんともスッキリしない気分だったですね。
2011-06-07-14:21 * kinaco [ 編集 ]

No title

kinacoさん、この映画、ご覧になったのですね。
やっぱりスッキリしませんでした?
自分の生い立ちとペリーの生い立ちに共通点があったようですね。
だから、ペリーに近づいたようです。
だけど、小説も書き上げたいし、そのためには真実を聞き出さなければならず、結局ペリーを裏切ることになっちゃったんですよね。
カポーティ、冷血の次の小説は未完のままなんですよね・・・・
2011-06-07-21:45 * green [ 編集 ]