緑の光線

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2011-11-11 (Fri)  13:29

「肯定のフィルターを通した否定の力」

フィソン著 『그래도 나는 ing』より
 
WHEE SUNG'S STORY 05
길을 찾는 당신에게  道を探すあなたに
 
「肯定のフィルターを通した否定の力」

 最近、私につけられた「読書狂」という修飾語に負担を感じる。 本から道を探してみようと、多くの
本を読んでいるが、実は読書を始めてから、そんなに長くはないのだ。 実際私は、絵のない本を
なぜ読むのかわからない程に、漫画が好きだったし、漫画家になりたいという夢も持っていた。
つまり、一般の本とは、親しくなかったということだ。

 そんな私が本を手に取るようになったのは、3集の活動を始めた時だった。 カメラを見ることも
辛かった時期、なんとか自分に勝ってみようと、本を読み始めた。 最初はただ重苦しい気持ちで
読み始めていたが、読んでいくうちに重苦しい疑問が少しずつ解け始めた。 そうやって、1冊、2冊と
積まれた本の数がどれほどになったのかわからない。 その時、なぜ人が本を読むのかがわかった。
そして、読んだ本が積まれるほど、達成感も感じた。 そして、頭の中で新しいホルダーを作った。
達成感のホルダー、そのホルダーに本を入れ始めた。

 本を考えると、私は母を一番先に思い出す。 おぼろげな幼い頃の記憶の中で、母はいつも本を
読んでいた。 貧しい家で2人の息子を持った母。 いつも家事と内職で忙しい女性と本は、
実に不釣合いな組み合わせだが、私の記憶の中の母は、いつもそんな姿である。 今は目が
よくないので、本をあまり読まないが、何年か前でも1日に3~4冊の本を読むほどだった。 
学校に通っていた時は、図書室にある本をすべて読むほどだったらしい。 だが、なぜ私は
暇を見つけては本を読む母の姿が痛ましいのだろうか? 私の考えでは、母は本の中で
辛い現実を忘れているようだった。 そうやって、本は母にとっても慰めであり、友達だった。

 自信感に関する本に続いて読んだ本は、スペンサージョンソンの本だ。 その中で、変化に
対処する方に関する本を一番先に読んだのだが、その本を読んだ後、人々の反応は主に
2つだった。 「こんな話、だれができるのか」と言って、片付けてしまう側と、「一度だまされた
つもりで真似でもしてみるか」という、受け入れる側、私は後者だ。 「もしも私が、盛んに、
勝った余勢を駆って、いっそう猛烈に攻撃しているとき、急に映画『キューブ』のように
環境が急にぱっと変わってしまったら、果たして、私に何ができるだろうか?」

 他者が、順調だと言っていた時でも、私はこんなふうに考えて、いつも準備した。
そうやって、一時、変化というテーマに、とても欲を出した。 そしてすぐに適用した。 
できることがほとんどなかった時期だったが、作詞と作曲に挑戦し始めた。
 
 本は私にとって、大きな助けになった。 単純に間接に経験したのではない。 ある問題に
直面した時、以前は1つのことだけを考えたとするなら、今はいろいろな側面から多角化して
見る方法も、本を通して学んだ。

 私に「成功したいのなら、1000冊を読め」と勧めた方がいる。 もちろん冊数で見るなら
私もかなり読んだが、その数字が重要なようではない。 一万冊の本を読んでも頭だけで
読む人がいる反面で、百冊の本を読んでも、本の内容を、人生と連結させて実践する人が
いる。 だから、おそらく、その方の言葉は、それほど本を近くに置いて生きるのであれば、
本を通して質問を作り、答えを求めることができるという忠告だったのだ。

 最近私は、歴史の中の敗北者たちに関する本を読んでいる。 かなりシンプルな本だが、
歴史的に致命的な失敗をした敗北者達の話を扱った本だ。 この本は、私の、ひどい完璧主義
の性向のために読んでいる。 敗北者達の話を読みながら、完璧主義を捨てて見ようと。
この本を読んでいる間、じわじわと私の完璧主義が遠ざかって行こうとしているので、私は
本当に本から答えを探す人間であるようだ。 ありがたいことだ。

 自分を変えるために、肯定心理に関する本もたくさん読んだが、率直に言って、私は
いまだに否定的な人間だ。 肯定心理に関する本は、まだ、私の心を完全に動かすことは
出来なかったようだ。 自分を激しく責め立てることはできないから。 本には満足しろという
話ばかり出てくるが、私は満足すれば、そこで止まるような気がして、満足することも
肯定することもできないのだ。 だが、最近、ある方に会って、本からよりも、はるかに
大きな衝撃を受けた。

 たいへん能力のあるコンサルタントで、こんなことを言った。 「私はかなり否定的な人間です。
だが、実績はかなりよいのです。 なぜかというと、私は、仕事を始める前にいつも最悪の場合を
考えて行くんですよ。 だから、いつも私の横には最悪の場合がついて回るのです。」

 その話を聞いて、一発食らった気分だった。 これこそ否定の力ではないだろうか。 単純な
否定ではなく、肯定のフィルターを通した否定の力だということだ。 だから、その方の話を
聞いて、絶対的なものはないのだと考えるようになった。

 実際、肯定に関する本を読むと、ある瞬間、均衡感を喪失して、無条件に肯定して待て、という
従順の意味のように聞こえたりもした。 だが、その話を聞いた後、肯定や否定といった、絶対的
なものはなく、均衡が重要だということを悟った。 肯定が努力であれば、否定は、最悪の場合に
備えた、覚悟だとでも言おうか。 だから、いつも、うまくいく、という考えを持って生きるが、
心の一角には、最悪の状況になりうるという覚悟をしなければらなない。 常に肯定ばかり
して生きていくのに、世間はそれほど、くみしやすいものではなく、むしろ、悪い状況が
発生したとき、対処能力を失ってしまうこともあるのだ。

 本も、メディアも、この世は一様に、私達に全てのものを肯定しろと強要するが、私は知っている。
人生は、そんなに寛大ではないということを。 だから、世の人々が全て、肯定を叫び、追い立てても、
私は常に、胸の片隅で、否定の心を隠しておいている。 これが、否定的な私が、肯定しろと強要
する世の中と直面し、見出した妥協点、いわゆる、肯定のフィルターを通した否定の力だ。
 
訳 : green
 
 
途中、スペンサージョンソン という作家が出てきますが、『チーズはどこへ消えた?』を
書いたベストセラーですね。 (私は読んでいませんが)
 
勝った余勢を駆って、いっそう猛烈に攻撃しているとき という部分、
韓国語では、승승장구(乗勝長駆) という四字熟語になってます。
意味は、そのまま「勝った余勢を駆っていっそう猛烈に攻撃すること」
 
自分のマイナス部分に目をつぶる人もいますけどね・・・
フィソンは、自分のプラス部分ではなく、マイナス部分を徹底的に分析する人のようです。
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最終更新日 : 2019-06-08

No title * by 運動不足も解決!
aAw4M6w0
ダイエット効果まであったりして(笑)
ぽっこりお腹も無くなって、さらにさらに…
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No title * by -
おはようございます♪
読書は私の場合啓発本は殆ど読みませんね。
自分のマイナス点をプラスに変えていくには弱点をしらないと出来ない・・・
そんなフィソンさんの考えは芸能会の荒波にいる人だからこそですね。

No title * by green
sakuraさん、私も啓発本はほとんど読みません^^;
フィソンは多分啓発本、たくさん読んでると思います。
いろんな本を読んで答えを見つけようとしていたみたいです。

No title * by -
こんばんは。
フィソンって、すごく頭のいい方なんですね・・・
これを訳したgreenさんも、すごいです。。(均衡感とか・・)

私は知っている。
>人生は、そんなに寛大ではないということを。 だから、世の人々が全て、肯定を叫び、追い立てても、
私は常に、胸の片隅で、否定の心を隠しておいている。 これが、否定的な私が、肯定しろと強要
する世の中と直面し、見出した妥協点、いわゆる、肯定のフィルターを通した否定の力だ。

深イイ(*^^)v ポチ☆です♪

No title * by green
ひまわりさん、私も「頭のいい人だ」って思います。
自分のことをこれだけ深く分析して、文章に表現できるってすごいですよね。

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aAw4M6w0
ダイエット効果まであったりして(笑)
ぽっこりお腹も無くなって、さらにさらに…
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2011-11-12-10:41 * 運動不足も解決! [ 編集 ]

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おはようございます♪
読書は私の場合啓発本は殆ど読みませんね。
自分のマイナス点をプラスに変えていくには弱点をしらないと出来ない・・・
そんなフィソンさんの考えは芸能会の荒波にいる人だからこそですね。
2011-11-13-10:12 * - [ 編集 ]

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sakuraさん、私も啓発本はほとんど読みません^^;
フィソンは多分啓発本、たくさん読んでると思います。
いろんな本を読んで答えを見つけようとしていたみたいです。
2011-11-13-10:19 * green [ 編集 ]

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こんばんは。
フィソンって、すごく頭のいい方なんですね・・・
これを訳したgreenさんも、すごいです。。(均衡感とか・・)

私は知っている。
>人生は、そんなに寛大ではないということを。 だから、世の人々が全て、肯定を叫び、追い立てても、
私は常に、胸の片隅で、否定の心を隠しておいている。 これが、否定的な私が、肯定しろと強要
する世の中と直面し、見出した妥協点、いわゆる、肯定のフィルターを通した否定の力だ。

深イイ(*^^)v ポチ☆です♪
2011-11-16-20:05 * - [ 編集 ]

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ひまわりさん、私も「頭のいい人だ」って思います。
自分のことをこれだけ深く分析して、文章に表現できるってすごいですよね。
2011-11-17-21:43 * green [ 編集 ]