緑の光線

Top Page › ドラマのこと › 「根の深い木」
2013-10-28 (Mon)  12:54

「根の深い木」

「根の深い木」    뿌리 깊은 나무  2011年 韓国ドラマ 全24話
 出演 : ハン・ソッキュ、 チャン・ヒョク、 シン・セギョン

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いや~~~見応えのあるドラマでした。
このドラマが韓国で放送されていた頃、
よく韓国語教室の先生が、このドラマの話をしてくれて、
「非常におもしろいドラマだ」と絶賛しておりました。
その時に、世宗大王がなぜ文字を作ろうとしたのか、とか、
訓民正音とはどのようなものなのか、とか説明してくださったのですが、
このドラマを見て、その理解がより深まったような気がします。
 
このドラマは、2006年に刊行された小説がベースになっているんですよね。
「ハングルを創製した世宗大王、宮内で怒る連続殺人事件。ミステリー史劇。」
と、小説の概略には書いてありますが、ドラマの方は、ミステリーというよりも、
文字を作り、それを公布するまでの、王と、文字作りに関わったひとたちの苦悩に
重点を置いていたような気がします。
 
私が一番ひきつけられたのは、やはり王とチョン・ギジュンの議論でしょうか・・
なんとしても新しい文字の公布を阻止したいチョン・ギジュンが王に言います。
「王は民を愛してはいない。文字を与えるということは、民に責任を与えるということだ。
男は愛する女を家まで送ってあげる、それが愛するということだ。 
だが、女に刀を持たせ、自分で帰れというのは、相手に責任を押し付けるものであり、それは愛ではない」
この言葉を聞いて、王は愕然とするんですね。
私は民を愛していないか、と混乱し、苦悩するんですね。
 
そして、最終回の終盤部分、死を間近にしたチョン・ギジュンが再び王の前に現れますね。
このシーンもよかった!!
ここで、王ははっきりと言います。「私は民を愛している、これこそまさに愛なのだ」と。
 
王が何のために文字を作ろうとしたのか、その文字創製の裏には、どれだけの犠牲が払われたのか、
それがよくわかるドラマでした。
 
それにしても、出演者の演技がほんとうに素晴らしかったです。
ハン・ソッキュさんはさすがですね~~~~
それから、シン・セギョンさんの演技もよかったです。
前半部分は、言葉を話せない演技でしたが、セリフがないにもかかわらず、あれだけの感情表現ができるなんて!
毒矢を受け、死を覚悟して「制字解」を残そうとするシーン、
助けにきたトルボクに向かって、王を助け、そして新しい文字を民が手にするところを私に見せてと諭すシーン、
泣けました。
その他、ムヒョルを演じたチョ・ジヌンさん、
そしてなんといっても、チョン・ギジュンを演じたユン・ジェムンさん、
その他名脇役の方々、みなさん素晴らしかったです。
 
確かに難解な部分は多々ありましたが、
(特に儒教に関わる言葉が出てくると、一時停止して、ネットで言葉の意味を調べたりもしました)
どんどん引き込まれるドラマでした。
 
さらに理解を深めるためにも、もう一度最初から見てみたいです。
スポンサーサイト



最終更新日 : 2019-06-08

Comment







管理者にだけ表示を許可