「日本人の知らない日本語」 蛇蔵&海野凪子
これは、こどもから薦められて読んだ本です。
下の子が通う小学校の、学級文庫にあったらしいのですが、
すっごくおもしろかったらしく、「お母さん、買って~~」とおねだり。
学級文庫にあるんだったら、それを読めばいいじゃん!って思ったけど、
本のおねだりには応えてあげたいと思い、買ってあげました。
子どもがあまりにも、げらげら笑って楽しそうに読んでるので、
どれどれ・・と私も読んでみたところ、確かにおもしろい!!
日本語教師をしている凪子先生が、
日本語を学ぶ外国人の、
日本語に対する疑問や質問などを
おもしろおかしく紹介!
改めて、日本語のあんなことや、
こんなことなどを再確認でき、
「なるほど~~~」
「そうだったのね~~」
と、いろんな豆知識を得ることも
できます。
それから、日本語をこんなにも熱心に勉強してくれる人がいることに改めて感謝です。
言葉は文化ですから、
その国の言葉を学ぶ、ということは、文化を学ぶことです。
日本という国を知ろうとして、熱心に日本語を勉強してくれている人がいるんだと思えるだけで、
なんだか嬉しくなってしまいます。
著者の言葉にこうありました。
「違い」を「嫌だ」と思うのではなく
「面白い」と思えたら
いろいろと楽にならないかな。
私も全く同感です。
違いを楽しめる心をみんなが持てたらいいのにって、常日頃から思っています。
実は、かなり前から、「日本語教師」という職業に興味は持っていたのですが、
「学校に通い規定時間以上の教育を受けなければ」ダメなのだと思い込んでいて、
お金も時間もないからな~~~なんて諦めモードでした。
それでも、たまに過去問題やら関連本なんかを本屋さんでぱらぱらめくったりしていました。
ですが、今回「日本人の知らない日本語」を読み、
再び「日本語教師」に対する興味がふつふつと・・・・
どうやら、学校に行って教育を受けずとも、
独学でも、試験に合格すればOKだとのこと。
今、頑張ってみようかな~~~という気持ちになりつつあります。
そうそう、私は韓国語教室に通っていますが、
教えてくれる韓国人の先生、とても上手に日本語を話しますが、
たまに、漢字の読み方を間違えるときがあります。
教科書に 배탈이 나다 という韓国語の表現の意味として 「お腹をこわす」
と書いてありました。
これを説明するときに、「배탈이 나다 は、『おはらをこわす』 という意味です」って言っちゃったんです。
私は小声で、「先生、『おはら』じゃなくて、『おなか』です~~」って注意してあげましたけど。
よく考えてみると、 腹が痛い は、「はらが」って読むのに、
腹に、「お」がつくだけで、「はら」ではなく、「なか」と読み方が変わってしまうんですから、
外国の方にとっても、「なんてややこしいんだ~~~」ってことになりますよね。
日本語は漢字を使っていて、その漢字には、音読み訓読みと、読み方が何種類もあって、
それは、豊かな表現につながるんでしょうけど、
ややこしいと言えばややこしいですよね。
そんな日本語の奥深さがわかる本、「日本人の知らない日本語」
漫画形式ですから、小学生から大人まで幅広く楽しめます。
お薦めで~~~す!
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最終更新日 : 2019-06-08
No title * by -
おもしろそうな本ですね!
いろいろ、新しい発見をしそうです♪
お腹は、「おはら」って読んじゃいますよね~(笑)
改めて、日本語ってややこしいんだなって感じますね!
greenさん、ぜひ頑張って、日本語教室の先生の資格を取ってください!!
いろいろ、新しい発見をしそうです♪
お腹は、「おはら」って読んじゃいますよね~(笑)
改めて、日本語ってややこしいんだなって感じますね!
greenさん、ぜひ頑張って、日本語教室の先生の資格を取ってください!!
No title * by green
はなまめさん、そうですね!
某サイトでも、評価が高かったです^^
楽しみながら学べます!!
某サイトでも、評価が高かったです^^
楽しみながら学べます!!
No title * by green
ひまわりさん、おもしろいですよ~~~
バスの中で、思わず噴出しそうになったくらいです。
自分の国の言葉ながら、知らないことがまだまだたくさんありました!!
日本語教師、前向きに検討中です^^;
バスの中で、思わず噴出しそうになったくらいです。
自分の国の言葉ながら、知らないことがまだまだたくさんありました!!
日本語教師、前向きに検討中です^^;
私も違うことを楽しく受け止める社会になったらいいな~と思います。