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2014-09-19 (Fri)  12:08

「日本語を叱る」

「日本語を叱る」  加賀野井秀一 著
 
最近、日本語、言葉に関する本を読んでいます。
ま、試験に直接役立つ、というわけではないのですが、
広く予備知識を得ておくことは大切ですしね。
 
著者は、複数の観点から日本語を叱っています。
 
たとえば、漢語に頼りすぎるな、とか。
やまと言葉を使うよりも、漢語を使ったほうが、
なんとなく重みを感じるというか、威厳があるように感じちゃいますよね。
ところが、よく意味も知らないのに、ほんとうはそうは思ってないのに、
お堅い漢語を使うと、「あ、なんかすごいこと言ってるんだな~~」
という印象を与えてしまうことがあります。
 
たとえば、政治家がよく使う、「遺憾に思う」とかね。
「遺憾」に思うって、具体的にどう思ってんの?
謝ってるのか、責任をとろうとしているのか、
それとも、残念に思ってるだけで、私のせいではありませんって言ってるのか、
よくわからん!ってことありますよね。
 
それから・・・
日本語には助詞があります。
いわゆる、「てにをは」ですね。
この助詞があるおかげで、とりあえず文章ができあがっちゃうんですね。
なんて便利な助詞・・・・だけど、便利な助詞に頼りすぎるのもよくないのかも・・・
私が通っていた大学のある先生は、「何が何して何するわけですね~~」が口癖でした。
先生、「何が何して」って全然意味がわかんないよ~~と思ったものですが(笑)
頭の中が整理ついていなくても、ぴったりの言葉が浮かんでこなくても、
なんとなく思いついた言葉を助詞でつなげてあげれば文章になっちゃうんですね。
 
著者は、若者ことばも叱っていました。
文章の組み立てができない、語彙が乏しい・・などです。
 
なんでもかんでも「可愛い」とか「やばい」という一言で相手にわかってもらおうとする。
「これ、やばいよね~~」
たぶん、どういうふうに「やばい」のかうまく説明できない、状況を的確に言い表す
言葉が浮かんでこない、だから「やばい」ですませちゃう、のではないでしょうか?
これって、相手に甘えてますよね。
どんなふうに「やばい」のか、わかってくれるよね?ってことですよね。
相手も、「あ、ここは空気読んで相手に合わせなきゃ」なんて思って、とりあえず
「ほんと、やば~い」なんて返したりするんです。
 
ま、そんなこと言っている私も、自分の語彙の少なさ、表現の貧しさを、
ブログを書きながら実感しているわけですが。
 
 
自分の気持ち、考えていることを、相手にしっかりわかってもらうには、
自分の気持ちや考えを的確に表現できる言葉をたくさん身につけておかなくてはなりません。
そのためには、よい文章をたくさん読むことじゃないかな~~~
 
若い人たち、もっとたくさん文章を読んだり書いたりしようね!!
そして、綺麗で豊かな日本語を身につけましょう(私も含めて!!)
 
 
 
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最終更新日 : 2019-06-08

No title * by imama
できるかぎりきれいで具体的な言葉遣いをしたいですね。
でも最近は読書量の欠如が難点です。
たくさん読まないと上手に書けるようにならないようですね。

No title * by はなまめ
確かに、上手く表現できないから、適当に合わせたり、自分でもよく分かっていない言葉で誤魔化したりあるな~と反省です。
日頃から色々な言葉に触れていないと、ニュアンスが身につかないだろうな、と思います

No title * by green
imamaさん、私も読書量がなかなか増えませんが、
本だけでなく、新聞や雑誌なども含めて、いろんな「文章を読む機会」を増やしていかなくてはと思っています。
他の方がお書きになったブログの記事を読むのも、私には勉強です♪

No title * by green
はなまめさん、よく意味をわからずに使っている・・・
私にもあります~~~
いろいろな言葉、文章に触れておくのは大事ですよね!

No title * by うーこ
若い頃は、心の中に口には出せない伝えたい思いがいっぱいあって、それはもう文章をよく書きました。ほぼ手紙ですが。
おばちゃんになった今は、若い頃よりも、何でも「まぁいいか」と思えるようになったし、軽く口に出せるようになった気もするし、文章に綴るということが、めっきりなくなってしまいました。
そうすると、いざ思いをブログでさえ書こうとすると、全然うまく書けないんですよ(ーー;)
今の私は、「やばい」のように、一言で済ましてしまうようになったかも。(「やばい」という言葉はあんまり使いませんが。)
まず、正確に伝えようという気持ちがなくなったのが私には問題なのかもなぁ…

No title * by green
うーこさん、私もよく書いてました。
特に高校生の頃です。
でも、あの頃は、「いい表現が見つからない」なんて悩んだり迷ったりすることなく、がんがん書いていたような気がします。
友達同士での手紙のやりとり、交換ノート、自分のためだけの日記・・・
あ~~懐かしいな~~~

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No title

できるかぎりきれいで具体的な言葉遣いをしたいですね。
でも最近は読書量の欠如が難点です。
たくさん読まないと上手に書けるようにならないようですね。
2014-09-19-21:34 * imama [ 編集 ]

No title

確かに、上手く表現できないから、適当に合わせたり、自分でもよく分かっていない言葉で誤魔化したりあるな~と反省です。
日頃から色々な言葉に触れていないと、ニュアンスが身につかないだろうな、と思います
2014-09-20-15:35 * はなまめ [ 編集 ]

No title

imamaさん、私も読書量がなかなか増えませんが、
本だけでなく、新聞や雑誌なども含めて、いろんな「文章を読む機会」を増やしていかなくてはと思っています。
他の方がお書きになったブログの記事を読むのも、私には勉強です♪
2014-09-21-09:45 * green [ 編集 ]

No title

はなまめさん、よく意味をわからずに使っている・・・
私にもあります~~~
いろいろな言葉、文章に触れておくのは大事ですよね!
2014-09-21-09:46 * green [ 編集 ]

No title

若い頃は、心の中に口には出せない伝えたい思いがいっぱいあって、それはもう文章をよく書きました。ほぼ手紙ですが。
おばちゃんになった今は、若い頃よりも、何でも「まぁいいか」と思えるようになったし、軽く口に出せるようになった気もするし、文章に綴るということが、めっきりなくなってしまいました。
そうすると、いざ思いをブログでさえ書こうとすると、全然うまく書けないんですよ(ーー;)
今の私は、「やばい」のように、一言で済ましてしまうようになったかも。(「やばい」という言葉はあんまり使いませんが。)
まず、正確に伝えようという気持ちがなくなったのが私には問題なのかもなぁ…
2014-09-25-09:15 * うーこ [ 編集 ]

No title

うーこさん、私もよく書いてました。
特に高校生の頃です。
でも、あの頃は、「いい表現が見つからない」なんて悩んだり迷ったりすることなく、がんがん書いていたような気がします。
友達同士での手紙のやりとり、交換ノート、自分のためだけの日記・・・
あ~~懐かしいな~~~
2014-09-26-11:42 * green [ 編集 ]