緑の光線

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2014-09-26 (Fri)  12:02

新聞小説「こころ」

朝日新聞で連載されていた、夏目漱石の「こころ」が、一昨日で最終回となりました。
やはり、先生の手紙が、一番つらかった・・・・
先生の気持ちを思っても辛いし、Kの気持ちを思っても辛い・・・
 
人間のこころって、強そうでいて、どうしてこうも弱いものなんでしょう・・・
 
この世の中には、人を欺いても、だましても、嘘をついても、平気な顔して生きている人もいるでしょう。
だけど、大部分の人は、ほんのちょっとしたことにでも、あれこれ悩んだり苦しんだりするのです。
不用意に言ったひとことが、相手を傷つけはしなかっただろうか、とか、
自分をよく見せるためについてしまった些細な嘘が、いつまでも自分の中で消えずに残ってちくちくしたり、とか、
そうやって生きていくんです。
 
それにしても、やっぱり漱石さんの文章はすごいと思いました。
心の揺れというか葛藤が、もう痛いほどわかるように書かれているのです。
「こころ」という題名ですけど、まさに「こころ」の内側が、手に取るようにわかるのです。
漱石さんの文章で、Kさんの苦しみ、先生の苦しみを、自分のことように感じることができました。
 
「死」を選ばざるをえない、そんな苦しみに陥ることのないように生きていきたいな・・
 
 
 
来月からは、夏目漱石の「三四郎」の連載が始まります。
これまた楽しみです!
 
 
 
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最終更新日 : 2019-06-08

No title * by green_green
こんばんは。偶然ですが今月は「こころ」を文庫本で読んでいたところです。本屋さんの入り口に平積みされていたので、久し振りにこんなのもいいかな、と思って買ってきたんです。そういえば「こころ」が朝日新聞に連載されたのが100年前だったそうですね。書店でもその記念にPRしていたのかな。いろいろ考えさせられることの多い小説でした。わかりやすい文章で心の難しい部分を描写していく、その素晴らしい表現力はさすが文豪ですね。「三四郎」も久しぶりに読み直してみたいです!

No title * by green
Greenさん、夏目漱石の作品は若い時にいくつか読みましたが、三四郎は未読です。あらすじをざっと読んでみましたが、三四郎が女性に恋するお話みたいで、今からとても楽しみです。
これから、またしばらく漱石ワールドに浸ろうかと思っています!

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No title

こんばんは。偶然ですが今月は「こころ」を文庫本で読んでいたところです。本屋さんの入り口に平積みされていたので、久し振りにこんなのもいいかな、と思って買ってきたんです。そういえば「こころ」が朝日新聞に連載されたのが100年前だったそうですね。書店でもその記念にPRしていたのかな。いろいろ考えさせられることの多い小説でした。わかりやすい文章で心の難しい部分を描写していく、その素晴らしい表現力はさすが文豪ですね。「三四郎」も久しぶりに読み直してみたいです!
2014-09-26-23:05 * green_green [ 編集 ]

No title

Greenさん、夏目漱石の作品は若い時にいくつか読みましたが、三四郎は未読です。あらすじをざっと読んでみましたが、三四郎が女性に恋するお話みたいで、今からとても楽しみです。
これから、またしばらく漱石ワールドに浸ろうかと思っています!
2014-09-30-11:25 * green [ 編集 ]