『クレアモントホテル』 Mrs. Palfrey at the Claremont 2005年 英・米監督 : ダン・アイアランド出演 : ジョーン・プロウライト、ルードヴィク・メイヤー
久しぶりの映画記事!!
これは、2005年の作品ですが、日本公開は2010年、岩波ホールで上映されました。
韓国映画『冬の小鳥』を観に行ったとき、次の上映作品が、この『クレアモントホテル』で、
予告を見て、是非見てみたいと思ってました。
そして、NHKのBSプレミアムで放送されたのを録画しておいて、やっと見ることができました。
いや~~~いい映画でした。
老後、もしかして、ひとり淋しく過ごさなければならなくなったとしても、
こんな素敵な青年が自分の孫になってくれて、あんなに優しくしてもらえたら、
「私の人生、いい人生だった」って充実感いっぱいで死ねるかもしれない・・・
好きなシーン・・・
青年ルードが、自分の家にサラを招待します。
ルードは食事を作ってあげて、ふたりで楽しく食べて・・
その後、会話を楽しみます。
「あなたの好きな場所は?」
「ビューリー」
サラは、ビューリーで過ごした、最愛の夫との思い出を語る・・・
「じゃあ、好きな歌は?」
「FOR ALL WE KNOW」
「知らないなあ・・」
「昔の歌だから・・」
ルードは、ギターを持ち、知らないと言っていた「FOR ALL WE KNOW」を、
即興で、ギターを弾きながら、つぶやくように歌う、まるで詩を読むみたいに・・
それを聴いていたサラの目から涙が流れる・・・
たとえ、短い時間であっても、心と心が通い合うような、相手を思いやり、いたわりあえるような
そんな人間関係って、築けるんだな~~
そんなつながりがあるだけで、人間ってかなり満たされるんじゃないかな~~
私もいつか、こんな素敵な青年と出会える??(いやあ~~ないない)
と思いつつも、いやもしかして?と淡い期待を抱きつつ、
歳をとっても、こんな素敵な青年と会話ができるような、そんな素敵な老婦人になれるように、
日々を大切に生きていこうっと!
スポンサーサイト
最終更新日 : 2019-06-08
No title * by green
あきりんさん、ほんとうに癒されましたね~~~
ビューリーがとても素敵なところで、行ってみたくなりました!
ビューリーがとても素敵なところで、行ってみたくなりました!
サラも幸せな人生で本当に好かったです。
TBさせてください。