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2016-01-27 (Wed)  12:16

『仏果を得ず』

『仏果を得ず』    三浦しをん 著

三浦しをんさんの小説が続きます。
今回は、文楽の世界に見せられた
男の子のお話。

修学旅行で文楽を観劇したときに、
義太夫を語る太夫のエネルギーに圧倒され、
そこから、文楽の世界に飛びこみ、義太夫の道に精進するのです。




文楽、そんなに詳しくありませんが、
今まで2度観たことがあります
最初は、大学生のとき地元で・・・・
親戚のおばちゃんが、お謡いをやっていて、義太夫にも興味があったのでしょうか、
一緒に見に行こうと誘っていただきました。
出し物は、曾根崎心中でした。

義太夫の語りの意味はよくわかりませんでしたが、
私は、人形の動きに感動しました。
人形の表情は変わらないはずなのに、微妙な人形の動きで、まるで顔に表情があるかのように
見えるのです。
嬉しい顔、怒りの顔、悔しい顔、悲しい顔・・・・
そして、三人の人形遣いが人形を操るのですが、人形の動きに目が釘付けになり、
人間の姿が一切目に入らないようになります。
文楽の不思議な魅力を感じました。

それから、東京に出てきて・・・・
勤務先が半蔵門近くにあり、国立劇場が近かったこともあり、一度文楽を観に行きました。
そのときの出し物も、曾根崎心中でしたね。

あ、そうそう、『仏果を得ず』ですが・・・・
主人公健は、義太夫の道を極めようとするなかで、一人の女性に恋します。
だけど、恋愛感情は、時に修行の妨げになるのです。
義太夫をとるか、愛する女性をとるか・・・・
そして健の選んだ答えは!!

健のお相手、真智さんの潔さも素敵でした!


人形浄瑠璃は日本の文化ですからね・・・・
またいつか文楽を観に行きたいな~~~
日本文化の素晴らしさを生で体感したいものです!!


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最終更新日 : 2019-06-08

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