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2017-01-24 (Tue)  12:10

『ピンクとグレー』 加藤シゲアキ著

『ピンクとグレー』   加藤シゲアキ 著

この小説、私が読む前に、下の息子が読みました。


下の子が通う中学校では、朝読書の時間が設けてありまして、
朝のホームルームの前だか後だかに、10分間読書をするのです。
図書館から借りたほんでも、自分で持ってきた本でも、
漫画以外ならどんなジャンルでもOK。
この朝読書のおかげで、
結構みんな本を読む習慣がついたんじゃないかな?
いいことだ!!

話が逸れましたが、息子が朝読書で読む本を探しているときに・・・
私が、その少し前に、あるテレビ番組に加藤シゲアキくんが
出ているのを見てて、
自分が小説を書く作業部屋の紹介とかをしてたんです。
それで、加藤シゲアキくんの小説のことが少し気になってて、
まあ、自分も読んで見たいという気持ちもあって、
つい息子に薦めてしまいました。

息子は最初、「なんだかわざと難しい言葉をたくさん使ってる気がして、なんか鼻につく・・」
みたいなことを言っていたんですが、
読み終わった後には、「結構おもしろかった、すごい展開、ラストもかなり衝撃的かも」
という感想を漏らしていました。

なるほど!
息子の言う通り、かなりしんどい内容でした。(ラストは結構読むのが辛かった・・)
正直、もっとチャラチャラした内容なのかと思っていたのでしたが、
いやいや、文章も内容も、かなり濃厚で、重みがありました。
確かに難しい言葉もたくさん出てきます。
「きっとたくさん本を読んで身に付いたものなんだろうな~~」と想像していたのですが、
巻末に掲載されていたインタビューを読むと、
以外にも大量の読書をしていたというわけではなく、
「文章や言葉を心に刻みつけるように読んでいた」とのこと。
「言葉が好き」とも書いてあったかな~~

幼馴染の青年ふたりの関係が、芸能界での活動の中で、微妙に変化していく・・
青年の心の危うさというか、脆さみたいなものが切に伝わってくるような小説でした。
自分の芸能界での体験、実際に感じたことなんかも影響しているんだろうな~~~

読み終わった後、息子とふたりで、
この部分の、この表現が好きとか、
これって、どういう意味なんだろうね、とか
いろいろ感想を言い合うこともできました。

加藤シゲアキくんの他の作品も読んでみたいです。
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最終更新日 : 2019-06-08

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