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2020-03-23 (Mon)  13:24

連続テレビ小説『おしん』

先週土曜日に、NHKBSで再放送されていた、連続テレビ小説『おしん』が最終回となりました。
去年の4月、ついつい第一回を見たら、もうやめられなくなって、とうとう最終回まで、一話も見逃さずにすべて見ました。

おしんが放送されていたのは、1983年、この当時、朝ドラは母が毎日見ていて、私は土曜日や学校が休みのときにちらっと見るくらいでちゃんと見ていませんでした。『おしん』も、おしんのお母さん役泉ピン子さんが雪が降りしきる冷たい川の中に腰をしずめ、おしんに「来るんでね~~」と叫んでいるシーンと、おしん家族が囲炉裏を囲んで大根めしを食べているシーンくらいしか、記憶にありませんでした。

今、改めて『おしん』をじっくり見直すと、明治の女性は本当に強いです。おしんさんの年代の女性は、非常に辛い時代を生き抜いてきたのではないかと改めて思わされます。特におしんは、山形の貧しい小作農家に生まれ、学校も行けずに小さい頃から奉公として働き、東京で結婚してさあこれから仕事を大きくするぞ、って時に関東大震災に遭い、佐賀で姑にいびられ、最愛の息子は戦争にとられ、夫は戦争で自殺し・・・・

本当に辛いことの連続なのです。ひとつ乗り越えると、また新たな試練がやってくる・・でもおしんさんは、へこたれないんです。そしておしんさんの一番すごいところ、絶対人のせいにしないんです。言い訳をしない、誰も恨まない、ただただ現実を受け止めて、辛抱をして、そして立ち上がり努力をするんです。見習わなくては!と思いました。

心に残るシーン、いろいろありますが、おしんさんの最愛の息子雄が、中学卒業後の進路で、士官学校に行きたいとおしんさんを説得するシーン、ぐっと来ました。結局反対するおしんさんの気持ちを汲んで士官学校は諦め高校に進学するのですが・・・
そんな雄が、結局戦争で入隊することになるのですが、異国の地ルソン島で命を落とします。
戦友の川村さんが遺品として、雄が残したノートを届けに来てくれました。そのノートを読むシーンは、本当に胸を締め付けられました。これまで、戦争の辛さというものを、本や映画、ドラマなどで感じる機会は多々ありましたが、この雄の残した言葉は、戦争のむごさを伝える、本当に重い言葉として、胸に残りました。

明治、大正、昭和は、日本の社会が大きく変わった時代です。価値観も大きく変わりました。そんな時代の流れに翻弄されながらも、強くたくましく生き抜いたおしんさんに感服です。

それから、奈良岡朋子さんの語りがとってもよかったです。
まさに美しい日本語でした。鼻濁音もきちんと発音されていたような気がします。
聴いていて、とっても心地よかったです。

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最終更新日 : 2020-03-23

私も、見ていました。 * by おんだなみ
おしんの一生を描いた、この作品は、朝ドラと言うより
もう「大河」ですね。
おしんの波乱万丈の人生が、あまりにも凄くて、
通常の朝ドラが軽く見えてしまいました。
老年期は、「嫁姑」のいざこざが「渡鬼」?と思わせます。
ドラマその物以外に、役者の若い姿も楽しめた感じです。
奈良岡朋子さん、最後の最後で本人出演がありましたね、
昨日から始まった「はね駒」の斉藤由貴、若いなぁ~

Re: 私も、見ていました。 * by green
老年期のおしんさんは、「昔は〇〇だった」という発言が多くて、あれじゃ、お嫁さんもおもしろくないだろうな・・と道子さんに同情したりもしました。
最後のお散歩シーンに出てきた女性、やっぱり奈良岡朋子さんですよね!
おしんの次に始まった「はね駒」、私も見始めました。
若かりし頃の俳優さんの姿を見られるのも楽しみのひとつですね。

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私も、見ていました。

おしんの一生を描いた、この作品は、朝ドラと言うより
もう「大河」ですね。
おしんの波乱万丈の人生が、あまりにも凄くて、
通常の朝ドラが軽く見えてしまいました。
老年期は、「嫁姑」のいざこざが「渡鬼」?と思わせます。
ドラマその物以外に、役者の若い姿も楽しめた感じです。
奈良岡朋子さん、最後の最後で本人出演がありましたね、
昨日から始まった「はね駒」の斉藤由貴、若いなぁ~
2020-03-24-06:07 * おんだなみ [ 編集 ]

Re: 私も、見ていました。

老年期のおしんさんは、「昔は〇〇だった」という発言が多くて、あれじゃ、お嫁さんもおもしろくないだろうな・・と道子さんに同情したりもしました。
最後のお散歩シーンに出てきた女性、やっぱり奈良岡朋子さんですよね!
おしんの次に始まった「はね駒」、私も見始めました。
若かりし頃の俳優さんの姿を見られるのも楽しみのひとつですね。
2020-03-24-13:50 * green [ 編集 ]