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2020-10-30 (Fri)  12:11

『女の一生』 山本有三

最近更新が滞りがちです💦
特に理由はないのですが、あれこれ悩むことがあり、頭の中がごちゃごちゃしている状態です。
そうこうしているうちに、一週、一週があっという間に終わり、気が付けばもう10月の終わりだなんて!!
ついこの間まで猛暑だの酷暑だのいってたのに、あっという間に冬が目の前までやってきて、家の中の一番日当たりのいい場所にぼーっとしているのが、なんと心地いいことか。。
年々秋が短くなっていくようです。

山本有三の『女の一生』です。
女の一生、ってかなり強烈なタイトルですよね・・・・
PA300021.jpg
タイトル通り、ある女性の一生が描かれています。それもかなり波乱万丈です。
初恋の男性を友達に奪われるわ、妻のある人のこどもを身ごもってしまうわ、最愛の息子は家出してしまうわ・・です。
途中、以前『波』という小説で紹介した、「メディシンボール」のエピソードが出てきます。
「子どもはボールのようなもので、俺のボールだの他人のボールだの言ってはいけない、自分のところにまわってきたら、大事に受け取って次の人に渡してやる、子どもは個人的なものではなく、広く社会のものなのだ」というものです。
主人公の女性は、この話を他人から聞かされるのですが、そのときはどうもぴんと来ません。
ですが、息子が大きくなって、自分の手元から離れて行ったとき、この「メディシンボール」の話を思い出して、納得がいくのです。

大事に大事に育ててきた息子が、左傾化してしまい、家出をし、行方不明になってしまうのです。
女性はなかなか立ち直れないでいるのですが、「息子の母」でいることから卒業しなくてはいけない、自分自身の人生を歩かなければならない、と、前を向くようになるんです。

最近私もよく考えるんです。
上の息子は成人して家を出てしまいました。下の息子は今高校3年生で、春には大学生になる予定です。ふたりとも、大きく道を外れることなく、いい子に育ってくれたと感謝しています。まだまだ心配ごとは尽きませんが、私の母親としての務めもそろそろ終わりに近づいているな・・と少し安心すると同時に、なんだか気が抜けるというか、虚しさみたいなものを感じてしまいます。

いかん、いかん、もっと前向きに考えなくては!!
最近、年齢的なこともあるのか、わけもなく憂鬱になることがあります・・・
気持ちが上向きになるゴキゲンなROCKでも聴こうっと♪
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最終更新日 : 2020-10-30

No Subject * by おんだなみ
いや~、ホント、暑い暑いと言ってたのに、いつの間にか
秋が来て、冬への備え?と言う気候になりました。
母親としての役割を終える一抹の寂しさは有るのでしょうね、
子育てと言う暑い(熱い)季節から、秋や冬の落ち着いた季節に
なったと考えれば、別な楽しみ方も出来そうです。



Re: No Subject * by green
おんだなみさん、詩人ですね!
そうですね、これからは自分を楽しむ落ち着いた季節になるわけですね。
しみじみします・・・

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No Subject

いや~、ホント、暑い暑いと言ってたのに、いつの間にか
秋が来て、冬への備え?と言う気候になりました。
母親としての役割を終える一抹の寂しさは有るのでしょうね、
子育てと言う暑い(熱い)季節から、秋や冬の落ち着いた季節に
なったと考えれば、別な楽しみ方も出来そうです。


2020-10-31-09:09 * おんだなみ [ 編集 ]

Re: No Subject

おんだなみさん、詩人ですね!
そうですね、これからは自分を楽しむ落ち着いた季節になるわけですね。
しみじみします・・・
2020-10-31-09:33 * green [ 編集 ]