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2021-01-19 (Tue)  09:25

『おさん』 山本周五郎

『おさん』 山本周五郎 著

久しぶりに山本周五郎作品を読みました。
表題『おさん』ですが、『おさん』を含む短編10編が収められています。
P1180021.jpg
どの作品も、ほろりとさせられたり、じいんとさせられたり、ついつい夢中になって読んでしまいました。

特に好きだったのが、『みずぐるま』
現代にも置き換えられるような胸キュンラブストーリーです。
時代は江戸時代ですが、私の頭の中では現代の男女の姿が頭に浮かんでいました。

そして他の作品に比べて異色だったのが『偸盗』
コミカルでありつつ、かなりシニカルです。
これもまた、現代の格差社会を皮肉っているように思えました。
下にいるものがどんなに抗っても元の木阿弥、上にいるものは安泰のまま、そんな状況が描かれているような気がしました。
ま、いろいろな見方ができると思いますが・・・

山本周五郎はやっぱりいい。
心がほっこりします。
折をみてまた読み返したいと思える短編集でした。


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最終更新日 : 2021-01-19

No Subject * by おんだなみ
お、久しぶりの山本周五郎ですね、
以前、『柳橋物語・むかしも今も』を紹介されていて
映画では見ていたけど、小説は読んだ事がなかったので、
時代小説は新鮮でした。
恋愛模様、社会格差・・・人の生活って、変わらない部分が
多いんですね。
10編と言う事は、短編なんですよね、気を負わずに読めそうです。


Re: No Subject * by green
おんだなみさん、山本周五郎さんの小説は普通の人々の心に寄り添ってくれます。
だから心に沁みるのだと思います。
短編ですが、どれも濃い作品ですよ~~

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No Subject

お、久しぶりの山本周五郎ですね、
以前、『柳橋物語・むかしも今も』を紹介されていて
映画では見ていたけど、小説は読んだ事がなかったので、
時代小説は新鮮でした。
恋愛模様、社会格差・・・人の生活って、変わらない部分が
多いんですね。
10編と言う事は、短編なんですよね、気を負わずに読めそうです。

2021-01-19-15:41 * おんだなみ [ 編集 ]

Re: No Subject

おんだなみさん、山本周五郎さんの小説は普通の人々の心に寄り添ってくれます。
だから心に沁みるのだと思います。
短編ですが、どれも濃い作品ですよ~~
2021-01-20-09:11 * green [ 編集 ]