緑の光線

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2006-05-27 (Sat)  22:29

エンジェル・スノー


エンジェル・スノー  하루(1日)

これは実話に基づいたストーリーだそうです。
不妊治療の末、やっと授かった赤ちゃんが、1日しか生きられない病気だった・・
そんな事実をつきつけられた夫婦が、深く悲しみ、苦しみ、葛藤しながらも、ある決断をくだす・・

産婦人科の先生も看護婦も、中絶をすすめる。でも、彼女は産みたいと思った。たとえ長くは
生きられなくても、この子は生きたいとと思っていると・・
私は最初、それはやっぱり親のエゴなのではないかと思った。
もし、彼女の立場が私だったら・・どうしただろう。お腹の中でしっかりと生きているわが子を
感じることができるのであれば、やっぱり産みたいと思うかな・・

でも、この夫婦がどんな決断をくだそうと、産もうと産むまいと、それが正しいのか正しくないのかの
判断はきっと誰にも出来ない。この夫婦が考えに考え抜いて、自分達のために、赤ちゃんのために
最善だと思える、納得のできる道を選ぶのであれば、きっと誰も文句は言えない。

夫婦役を演じた、イ・ソンジェとコ・ソヨン、ふたりともとてもよい演技でした。
イ・ソンジェ演じる、夫のソギュンが、また優しいんです。結局は妻の気持ちを最優先に考えて
あげる、とても素敵なだんな様でした。

映画の中でキルトを縫っているシーンが二つでてきました。
ひとつは病院で、看護婦さんが仕事の合間にキルトを縫っているシーン。
実はこの看護婦さん、とっても厳しい人で、患者に対しても冷たい態度で接してしまう人、
その冷静さと、キルトを縫っているシーンが対照的に見えて、印象に残りました。

それから、出産を控えた妻のジヌォンがテラスでキルトを縫っているシーン。
夫のソギュンが「キルトだね」と優しく声をかけます。
急に産気づいた彼女が担架で手術室に運ばれながら「かばんからキルトを出して!」と叫びます。
生まれた子供をそのキルトで包んであげたかったのでしょう・・

この夫婦、失ったものも大きいかもしれないけど、その分たくさんのものを得ることができたのでは
ないかと思います。人間、とてつもなくつらいことにぶつかってしまうかもしれないけど、
勇気を持って、自分で考えて、決断して、ぶつかっていけば、必ず道は開けるのではないかと、
そんなことを感じました。
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最終更新日 : 2019-06-08

No title * by いうひ
どうしても見たくなってしまいました。最近の映画ですか?

No title * by すず
この間テレビで似ているドキュメントをやってました。染色体異常でお腹の赤ちゃんは生まれても短い命だって宣告され、でも産むことに決めた。出産の日を迎え、出生後、数時間で他界。でも二人は後悔してないって言ってたなぁ。この世に送り出したかったって。必ず道は開ける…そうですよね。Greenさんの言葉に元気もらいましたよ。ありがとね。

No title * by でぶっち
自分の出産のときのことを思い出しました。運良く助かったけど、みんな、息子も私も両方ダメだと思ったらしい・・。それと、最初の子がやはり育たなかったんだよね・・。でも、出産してから一日しか・・って言われるほうが辛い気がします。

No title * by yonekyon
この映画知らなかったけど、greenさんの記事を読んで見たくなりました。色々考えるところがあるよね~。深いわ~

No title * by green
タルトさん、2001年の映画です。レンタルショップにあると思いますよ。私は先週NHKBSで韓国映画特集をやっていたので、それを録画して見ました。機会があれば見てみてくださいね。

No title * by green
すずさん、この映画の赤ちゃんの病名は「無脳症」でした。絶対に助からない病気です。でも、産むことを決心したのは、この映画を見るとわかるんだけど、赤ちゃんが生かされる道があったからなんです。でも、やっぱりつらすぎる現実だと思います。

No title * by green
どんぐりさんの、出産はそんなに深刻な状況だったんですね。だけど、どんぐりさんも息子さんも、すごく強かったんだね。息子さん、今は元気に育っているのだから、将来たくましい男性になるのではないかと思います!

No title * by green
よねきょんさん、韓国には地味だけど、深くていい映画があるよね。もっともっと見たいのがいっぱいあるよ~あ、この映画に「冬ソナ」の、キム(だったっけ?)次長が出ています。いい味だします~

No title * by 真樹
例え短い間でも、一日でも抱きしめてあげたかった。そのまま送ってしまったことを今でも後悔している私です。こういう映画は辛くて見れないかもしれません。

No title * by green
実はこの記事を書きながら、MAKIさんの事を考えました。もしこの記事を読んでくれたとしたら、つらい事を思い出させてしまうのかな。。と思って。ごめんなさいね。世の中にはこういう映画は辛くて見れない人がきっとたくさんいらっしゃるでしょうね・・

No title * by とも
Greenさんの文章ですでに涙が出そう…。私も上の子は生まれたその日にダメだって言われてつらい思いをしたから、こういうの弱いんです。うちの子は何とか頑張ってくれて今では元気ですが。

No title * by green
tsukaさんもつらい思いをされたんですね。普通に安産で産んだ私なんかと、そういうつらい経験をされた方とでは、この映画に対する感じ方も違ってくるのでしょうね。だけど、元気に大きくなってくれてほんとうによかったですね!

No title * by -
韓国映画は満遍なくチェックしてるつもりでしたが、この映画の存在を知りませんでした~とても興味深いですね。みたくなりました~普通にレンタルされてますか???

No title * by green
かおりんりんさん、私が通っているレンタルショップにもおいてありましたよ(しかも、おすすめコーナーに)よかったら見てみてくださいね!

No title * by すず
やっと見ました~すごいよかったです。紹介してくれてありがとね。トラバさせてね。

No title * by green
すずさんも見たんだね。後で見に行くね~!

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どうしても見たくなってしまいました。最近の映画ですか?
2006-05-28-00:16 * いうひ [ 編集 ]

No title

この間テレビで似ているドキュメントをやってました。染色体異常でお腹の赤ちゃんは生まれても短い命だって宣告され、でも産むことに決めた。出産の日を迎え、出生後、数時間で他界。でも二人は後悔してないって言ってたなぁ。この世に送り出したかったって。必ず道は開ける…そうですよね。Greenさんの言葉に元気もらいましたよ。ありがとね。
2006-05-28-01:03 * すず [ 編集 ]

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自分の出産のときのことを思い出しました。運良く助かったけど、みんな、息子も私も両方ダメだと思ったらしい・・。それと、最初の子がやはり育たなかったんだよね・・。でも、出産してから一日しか・・って言われるほうが辛い気がします。
2006-05-28-15:58 * でぶっち [ 編集 ]

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この映画知らなかったけど、greenさんの記事を読んで見たくなりました。色々考えるところがあるよね~。深いわ~
2006-05-28-17:37 * yonekyon [ 編集 ]

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タルトさん、2001年の映画です。レンタルショップにあると思いますよ。私は先週NHKBSで韓国映画特集をやっていたので、それを録画して見ました。機会があれば見てみてくださいね。
2006-05-28-21:49 * green [ 編集 ]

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すずさん、この映画の赤ちゃんの病名は「無脳症」でした。絶対に助からない病気です。でも、産むことを決心したのは、この映画を見るとわかるんだけど、赤ちゃんが生かされる道があったからなんです。でも、やっぱりつらすぎる現実だと思います。
2006-05-28-21:52 * green [ 編集 ]

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どんぐりさんの、出産はそんなに深刻な状況だったんですね。だけど、どんぐりさんも息子さんも、すごく強かったんだね。息子さん、今は元気に育っているのだから、将来たくましい男性になるのではないかと思います!
2006-05-28-21:55 * green [ 編集 ]

No title

よねきょんさん、韓国には地味だけど、深くていい映画があるよね。もっともっと見たいのがいっぱいあるよ~あ、この映画に「冬ソナ」の、キム(だったっけ?)次長が出ています。いい味だします~
2006-05-28-21:57 * green [ 編集 ]

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例え短い間でも、一日でも抱きしめてあげたかった。そのまま送ってしまったことを今でも後悔している私です。こういう映画は辛くて見れないかもしれません。
2006-05-29-11:56 * 真樹 [ 編集 ]

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実はこの記事を書きながら、MAKIさんの事を考えました。もしこの記事を読んでくれたとしたら、つらい事を思い出させてしまうのかな。。と思って。ごめんなさいね。世の中にはこういう映画は辛くて見れない人がきっとたくさんいらっしゃるでしょうね・・
2006-05-29-22:04 * green [ 編集 ]

No title

Greenさんの文章ですでに涙が出そう…。私も上の子は生まれたその日にダメだって言われてつらい思いをしたから、こういうの弱いんです。うちの子は何とか頑張ってくれて今では元気ですが。
2006-05-29-23:58 * とも [ 編集 ]

No title

tsukaさんもつらい思いをされたんですね。普通に安産で産んだ私なんかと、そういうつらい経験をされた方とでは、この映画に対する感じ方も違ってくるのでしょうね。だけど、元気に大きくなってくれてほんとうによかったですね!
2006-05-30-09:22 * green [ 編集 ]

No title

韓国映画は満遍なくチェックしてるつもりでしたが、この映画の存在を知りませんでした~とても興味深いですね。みたくなりました~普通にレンタルされてますか???
2006-06-06-13:37 * - [ 編集 ]

No title

かおりんりんさん、私が通っているレンタルショップにもおいてありましたよ(しかも、おすすめコーナーに)よかったら見てみてくださいね!
2006-06-06-21:30 * green [ 編集 ]

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やっと見ました~すごいよかったです。紹介してくれてありがとね。トラバさせてね。
2006-07-08-12:54 * すず [ 編集 ]

No title

すずさんも見たんだね。後で見に行くね~!
2006-07-08-21:59 * green [ 編集 ]