「第三の男」 The Third Man 1949年
監督:キャロル・リード
出演:オーソン・ウェルズ、ジョセフ・コットン、アリダ・ヴァリ
これぞ名画!!と言われてるのに、まだ観ていない作品がたくさんあります。
これもそう。こんなに有名なのに、初めて観ました~~
最初から最後まで、ドキドキスリルを味わうことができました。
サスペンスタッチなのに、ちょっと似つかわしくないような、あの有名なギターの調べ。
時にギターをかき鳴らすような曲調に変わったりすると、よりドキドキ感が増したりして。。。
サスペンスタッチなのに、ちょっと似つかわしくないような、あの有名なギターの調べ。
時にギターをかき鳴らすような曲調に変わったりすると、よりドキドキ感が増したりして。。。
この映画のキーポイントは、「影」ですね~~
白黒映画ということもあり、すごく「影」の使い方がいいんです。
暗闇の街並みの建物の壁に、すーっと人影が斜めに延びてゆく・・・ぞくぞくします。。
あと、地下道の存在・・
舞台はウィーンなのですが、あんなに立派な地下道(下水が流れてるところ)があったんですね~~
地下道での追跡シーンも、見ものです。
白黒映画ということもあり、すごく「影」の使い方がいいんです。
暗闇の街並みの建物の壁に、すーっと人影が斜めに延びてゆく・・・ぞくぞくします。。
あと、地下道の存在・・
舞台はウィーンなのですが、あんなに立派な地下道(下水が流れてるところ)があったんですね~~
地下道での追跡シーンも、見ものです。
この映画の中で、「友情」をとるか、「愛」をとるか、みたいなものが出てきます。
主人公ホーリー(ジョセフ・コットン)が20年来の友達だと思っていたその旧友ハリーが
実は悪者(オーソン・ウェルズ)だった。ハリーのかつての恋人アンナ(アリダ・ヴァリ)を
助けてあげたい。(なぜなら、ホーリーもまた、彼女に恋心を抱いていたから)悩んだ末、
彼女の身の安全とひきかえに、警察に友達の逮捕に協力することを決心するのです。
主人公ホーリー(ジョセフ・コットン)が20年来の友達だと思っていたその旧友ハリーが
実は悪者(オーソン・ウェルズ)だった。ハリーのかつての恋人アンナ(アリダ・ヴァリ)を
助けてあげたい。(なぜなら、ホーリーもまた、彼女に恋心を抱いていたから)悩んだ末、
彼女の身の安全とひきかえに、警察に友達の逮捕に協力することを決心するのです。
ホーリーがアンナに聞きます。彼に未練があるのかと。。。
「未練はないわ。だけど、彼はまだ私の一部なの・・・」
影で悪いことをして、しかも殺人まで犯しているというのに、未練はなくても、いまだに
私の一部だなんて・・でも、なんとなくわかるような気がする。一度は深く愛した相手だから、
信じたくないという気持ちもあるだろうし、許してあげたいという気持ちもあるかもしれない。
頭では忘れることはできても、体の奥深くでは、決して消し去ることの出来ない想いみたいなのが
あるのかも。。。
「未練はないわ。だけど、彼はまだ私の一部なの・・・」
影で悪いことをして、しかも殺人まで犯しているというのに、未練はなくても、いまだに
私の一部だなんて・・でも、なんとなくわかるような気がする。一度は深く愛した相手だから、
信じたくないという気持ちもあるだろうし、許してあげたいという気持ちもあるかもしれない。
頭では忘れることはできても、体の奥深くでは、決して消し去ることの出来ない想いみたいなのが
あるのかも。。。
最後のシーン(これは、かなり有名みたいですが)
ホーリーがアンナが歩いてくる道端でアンナが近づいてくるのを待ちます。
なのに、アンナは、ホーリーには一目もくれずに、ただまっすぐに通り過ぎて行く。。
(完全にふられちゃう)そして映画はThe Endとなるわけです。
ホーリーがアンナが歩いてくる道端でアンナが近づいてくるのを待ちます。
なのに、アンナは、ホーリーには一目もくれずに、ただまっすぐに通り過ぎて行く。。
(完全にふられちゃう)そして映画はThe Endとなるわけです。
およそ100分くらいの短さもあってか、あっという間に見終わってしまいました~~
スポンサーサイト
最終更新日 : 2019-06-08
No title * by Tatsu
あ~、こういう名作映画は大好きです。「第三の男」ですね。GWは結構時間があるので是非観てみたいと思います。^^
No title * by green
Tatsuさん、ときにはこういう白黒の映画もいいですよね。こういう名作物をゆっくりと観たいものです・・・
No title * by yonekyon
私も恥ずかしながら見てないわ~作品名は知ってるけど~いつか見てみようっと~
No title * by kinaco
私も観ていないです。旦那におもしろいから観てみ!って言われたことがあります^^ 古い時代のものでも 名画は新鮮にみられますよね~!!
No title * by green
よねきょんさん、いわゆる名画といわれてるものでも、まだ観てないものがたくさんあります。これからそれをじっくりと観ていくのが楽しみのひとつだったりします♪
No title * by green
kinacottaraさん、この映画、無駄なところがなくて、理屈なしに楽しめました~まだまだいっぱいいい映画を観たいです~
No title * by green_green
アリダ・ヴァリが歩いていく最後のシーンは有名ですよね。この作品は随分前に観たのでちょっとストーリー、うろ覚えです。また時間がある時に観直してみますね。
No title * by green
アリダ・ヴァリ、素敵な女優さんですよね。芯のある女性を演じていました。それに、とっても綺麗だった~~
No title * by umi**omo*de
映画っていいですよね。「ロープ」という映画、とっても緊張感をもって観られますよ!普通はそれぞれのカットが編集されて作品が成り立つですが、その作品は、ほとんど編集されていない・・・つまり、ロケは延々監督の「はい!カット!」が無いまま進められたらしいのです。俳優の緊張感たるや・・・。もし良かったら観てみて下さいね!
No title * by green
umitoomoideさん、「ロープ」いつ頃の映画でしょうか。初めて聞きました~チェックしてみますね。編集されていないということは、ほぼドキュメンタリーのようなかんじでしょうか・・
No title * by umi**omo*de
1962年のヒッチコック監督製作です!シカゴで実際に起きた若者の二人による事件を題材に、ヒッチコックが映画内の時間進行と現実の時間進行を同じに進めながら描いた実験的作品です!完全犯罪を成立させようとした若者二人の様子が如実に描かれている作品ですよ!
No title * by -
第三の男、有名ですもんね~~私もみてないですよ~って、偶然!私も最近、昔の名画を何本かかりてきて見てるんですよ~これも早速見てみますね~
No title * by green
umitoomoideさん、ヒッチコックでしたか~~なんだかおもしろそうですね~今度是非観てみます!ありがとうございました~
No title * by green
かおりんさん、昔の名画、いいですよね~~私もまだ観ていない作品がたくさんあります。GW、出来ることならじっくりおうちで映画鑑賞でもしたいところです。。。
No title * by -
私も曲は有名で知っていましたが、こういう内容だったんですか。。。サスペンスタッチだったとはあの曲からは想像してませんでした。 ん~複雑な女心も、友達を取るか愛を取るかの描写もあるんですね。 もっと楽しい感じの映画だと思っていました^^; エビスビールのCMソングだよね??? 違った?^^;
No title * by green
tomoちゃん、あ、そうだ!ほんとエビスビールだね!そうなの~曲調と映画の内容がミスマッチなところが、サスペンス感をさらに上げてるかもね。映画に詳しい人に言わせるならば、カメラワークとかがすごいらしいよ。